君津市議会 > 2017-06-06 >
06月06日-02号

  • "消防団協力事業所表示制度"(/)
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  1. 君津市議会 2017-06-06
    06月06日-02号


    取得元: 君津市議会公式サイト
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    平成29年  6月 定例会(第2回)            平成29年第2回君津市議会             定例会会議録(第2号)1.開議の日時  平成29年6月6日 午前10時00分1.出席議員  24名       1番   安藤敬治君         2番   下田剣吾君       3番   佐藤葉子君         4番   野上慎治君       5番   石上 塁君         6番   松本裕次郎君       7番   平田悦子君         8番   奈良輪政五君       9番   船田兼司君        10番   保坂好一君      11番   須永和良君        12番   加藤喜代美君      13番   橋本礼子君        14番   真木好朗君      15番   池田文男君        16番   高橋 明君      17番   鈴木良次君        18番   三浦道雄君      19番   榎本貞夫君        20番   磯貝 清君      21番   小倉靖幸君        22番   三浦 章君      23番   小林喜久男君       24番   鴇田 剛君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長職務代理者              石井清孝君   教育長        山口喜弘君   副市長   総務部長       黒川倫行君   企画政策部長     山崎 豊君   財政部長       高橋広一君   市民環境部長     長坂精一朗君   保健福祉部長     岸 行洋君   経済部長       小礒勇二君   建設部長       青柳修司君   教育部長       鈴木盛一君   水道部長       浦田 泉君   消防長        青木一志君   総務部次長   (事)総務課長            財政部次長              茂田達也君              荒井淳一君   (併)選挙管理委員会         (事)財政課長   事務局長   会計管理者              監査委員              本吉健次君              小石川 洋君   (事)会計課長            事務局長   農業委員会              齋藤久夫君   事務局長1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       加藤美代子   次長         粕谷一男   議事係長       浅倉正幸    主事         石井孝幸--------------------------------------- △開議      平成29年6月6日午前10時00分 ○議長(安藤敬治君) おはようございます。 ただいまの出席議員は24名でございます。よって、定足数に達しておりますのでこれより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議事日程の決定 ○議長(安藤敬治君) 本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、印刷配布してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。--------------------------------------- (参照) 議事日程(第2号) 6月6日(火)午前10時開議 日程第1 一般質問--------------------------------------- △日程第1 一般質問 ○議長(安藤敬治君) 日程第1、一般質問を通告順に行います。 10番、保坂好一君の発言を許します。 保坂好一君。     (10番 保坂好一君登壇) ◆10番(保坂好一君) 皆さん、おはようございます。10番、君津創生、保坂好一でございます。 ただいま議長の許可を得ましたので、通告に従い質問をさせていただきます。 千葉県では、当初予算より新規事業を盛り込んだ964億円の補正予算が発表されました。予算案では、新たな県単独の保育士の給与上乗せや返済免除の入学就学資金貸出事業の拡充といった県内の課題になっている保育士、医療従事者の不足解消につながるあすを見た事業展開が行われます。 君津市では、第2次まちづくり実施計画を効率的かつ効果的に推進していくために、公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の質、量、財政負担の最適化を実施していく事業が展開されることでしょう。そのためには、地域での需要把握や住民との意見交換、また空き公共施設など、企業などとの対話で民間の考え方も取り入れる必要があると考えます。 君津市の協働によるまちづくりを提唱する上では、地域防災の中核を担う消防団は、火災を未然に防ぐために、広報活動や災害復旧支援など多くの活躍が期待されます。また、地域の仲間づくりでも大きく貢献し、地域とともに問題を解決していく大切な人材でもあります。処遇の改善や組織編成など、課題も少しずつ見えてきました。 そこで、今回の質問は、地域消防活動をしている団員などに関することと、市民の健康維持について取り組みを続けている君津メディカルスポーツセンターを中心に、通告に従い質問をしていきたいと思います。 大綱1、消防団について。 細目1では、団員確保についてです。近年は、団員定員数に満たない状況が続いており、本年度は特に多いと思いますが、今後の方針をお伺いします。 細目2は、分団統合についてです。分団の受け持ち範囲はさまざまですが、平成24年度以降、統合はしていません。今後の動きなど、ご所見を伺います。 細目3は、機能別消防団員制度についてです。消防団員確保が難しい中において、機能別消防団の活躍も期待されると思いますが、ご所見を伺います。 細目4は、消防協力隊についてですが、大規模火災など、各地域において活躍が望まれる消防協力隊の活動状況や今後の課題をお聞かせください。 大綱2では、商業施設の誘致についてです。 ダイエー君津店の跡地利用については、商業施設としての活用をダイエーに働きかけを行ってきたところ、本年5月を目途に、イオンタウン株式会社に売却され、商業施設を建設する予定であるとの報告を受けました。その後の進ちょく状況についてお伺いします。 大綱3、君津メディカルスポーツセンターについて。 細目1ですが、運営委員会について。実質1年以上運営委員会を開催されていないことについて、会議の未開催を放置することは好ましくないと思っております。なぜ開催できないのかをお伺いします。また、運営委員会の規程に基づいた会議が今後開催されるのか伺います。 細目2、砂風呂廃止後の後処理について。君津市が要望してつくった砂風呂ですが、廃止後の後処理について、市としての考え方はどのような考え方を持っているのかお伺いします。 細目3、運営助成金のあり方について。君津メディカルスポーツセンターは、君津市からの誘致事業により進出したという事実と、市民プールの位置づけもあることから、燃料費(水道光熱費)や建物施設(機械整備費など)の適正負担が考えられますが、ご所見をお伺いします。 細目4、所轄部署の変更について。市民の健康維持管理、病気の改善効果など、健康増進にかかわることの多い現状を踏まえ、関係機関との協議はどこまで進み、また方向性をどう見ているのかお伺いいたします。 大綱4、君津市勤労者総合福祉センターについて。 君津市勤労者総合福祉センターは、小破、部分改修はしていますが、計画に基づく適切な改修工事を実施していません。躯体保全と利用頻度の向上を考え、改修工事が必要と考えますが、ご所見をお伺いします。 大綱5、公共施設等総合管理計画について。 公共建築物施設総量削減インフラ整備長寿命化計画について。施設総量削減の進め方及び平成32年度までに長寿命化計画を策定するとありますが、その概要についてお伺いいたします。 以上で一次質問を終わります。再質問は質問席から行いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 石井市長職務代理者。     (市長職務代理者副市長 石井清孝君登壇) ◎市長職務代理者副市長(石井清孝君) 皆さん、おはようございます。 10番、保坂好一議員のご質問にお答えいたします。 大綱1、消防団についてにつきましては消防長からご答弁申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。 大綱2、商業施設の誘致について、細目1、ダイエー跡地の利活用についてお答えいたします。 ダイエー君津店の閉店以来、地域住民の利便性などに鑑み、跡地の商業施設としての活用を働きかけるとともに、情報収集等に努めてまいりました。 去る5月26日に、株式会社ダイエーからイオンタウン株式会社へ土地が売却され、既に、いわゆる大店立地法に基づく事前協議が始められております。また、近隣住民等に対する説明会開催などの諸手続は、正規の届け出が受理された後、進められるということでございます。なお、メインとなる商業施設は、イオングループが運営する食料品や日用品を販売する店舗が出店すると伺っております。 今後も、情報交換を密にし、進ちょく状況の把握に努めてまいります。 大綱3、君津メディカルスポーツセンターについて、大綱4、君津市勤労者総合福祉センターについて、大綱5、公共施設等総合管理計画についてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) 自席よりご答弁申し上げます。 大綱1、消防団について、細目1、団員確保についてお答えいたします。 消防団は、郷土愛護の精神のもと、それぞれの地域に密着し、安全、安心を守るかなめとして重要な役割を担っておりますが、依然として全国的に消防団員の減少傾向が続くなど、大変厳しい状況にあります。 本市におきましても、消防団員定数960名に対して、4月1日現在の団員数は883名と、定数に満たない状況となっております。平成29年第1回定例会において条例の一部改正を行い、消防団員の任命要件を拡大し、入団の促進に取り組んでおります。 消防団員を確保するための施策といたしましては、消防団員確保推進員制度消防団協力事業所表示制度の導入や毎年市政協力員会議において、直接団員の確保を継続的にお願いしております。 また、自治会回覧、広報きみつ、ホームページへの掲載のほか、まちづくりふれあい講座の実施や、広報紙「わがまちの消防団」の作成などにより、消防団への理解と入団促進に取り組んでおります。 しかしながら、今年度、消防団の任期替えに伴い、団員数が定数に満たない状況の中、積極的な加入が促進されるよう、より一層消防団と連携して団員の確保に努めてまいります。 次に、細目2、分団統合についてお答えいたします。 本市は、県下2番目の広大な市域を有していることから、消防団が管轄する区域は非常に広域なものとなっております。 各消防団の管轄区域については、第42分団が25.32平方キロメートルで最も広く、対して第12分団と第17分団が1.59平方キロメートルと最小であり、それぞれが受け持つ地形により差が生じております。各分団の定数及び実員数とは比例していない状況です。 分団の統合につきましては、平成24年度実員が確保できなくなった第24分団を第18分団と、第31分団を第30分団と統合するとともに、各分団定数の見直しを行い、消防力の充実強化を図ってきたところです。 しかしながら、少子高齢化や被雇用者の増加、また住民及び世帯数の変化により入団対象者が減少傾向にある現状に鑑み、今後、早期に検討委員会を立ち上げ、処遇の改善、社会情勢の変化や管轄区域及び地域の実情を考慮した分団統合について、今年度中にはその方向性を決定し、消防団の充実強化と活動環境の整備を進めたいと考えております。 続きまして、細目3、機能別消防団員制度についてお答えいたします。 機能別消防団員制度は、特定の活動を行う消防団員としての役割を担い、減少する消防団員の活動を補完する目的で導入しております。 平成21年度に機能別市役所分団を発足、平成24年度には消防団OBの機能別消防団員制度を導入、また平成26年度には、機能別女性消防分団を発足し、日中と大規模災害時における消防力の強化に取り組んでおります。 今後も、団員数の減少が懸念されておりますので、本制度を生かした団員の確保が図れるよう努めてまいります。 次に、細目4、消防協力隊についてお答えいたします。 君津消防協力隊は、阪神・淡路大震災を教訓に、大規模災害や日中の災害発生時に活動する退職消防団員で構成されたボランティア組織として平成8年度に発足し、現在、定数200名に対し175名が入隊しております。 主な活動状況につきましては、災害に出動した際は消防団の補助的な役割を担うとともに、君津市総合防災訓練地域別防災訓練に毎年参加し、地域住民や消防関係機関と連携した訓練を実施するなど、多くの知識と経験を生かした活動を行っております。 今後も引き続き、消防団とともに地域防災力の向上にご尽力いただきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) 自席から答弁させていただきます。 大綱3、君津メディカルスポーツセンターについて、細目1、運営委員会についてお答えいたします。 君津メディカルスポーツセンタースポーツプラザ)運営委員会については、同委員会規程に基づき、会長である公益財団法人体力つくり指導協会理事長が招集することとなっております。 同規程では年2回以上開催することとしておりますが、平成27年7月を最後に開催されておりません。このことから、平成28年度中に開催すべく本年1月に協会と協議を行いました。その中で、運営委員会とその下部組織である幹事会の役割や位置づけについて改めて整理し、その上で運営委員会等を開催すべきであるという結論に達しました。 今後は、協会本部との協議を継続的に実施し、幹事会及び運営委員会の開催に努めてまいります。 続きまして、細目2、砂風呂廃止後の後処理についてお答えいたします。 君津メディカルスポーツセンタースポーツプラザ)は、スイミングスクール施設を設置するにあたり、施設の建設及び運営についての豊富なノウハウを持っている協会と協定書を取り交わした上で、市が建設費の一部を負担し、協会が建設したものであります。 また、砂風呂については、この施設の目玉として市が強く要望して設置されたものでありますが、利用者が少ないことから、市が廃止を提案し、協会と協議の上、平成27年9月末をもって廃止といたしました。このような状況から、閉鎖に伴う改修費等については、市が応分の負担をする必要があると考えております。 改修の方向性については、協会本部とお互いに意見を出し合いながら協議してまいります。 続きまして、細目3、運営助成金のあり方についてお答えいたします。 管理、運営の助成金については、施設オープンの翌年度となる平成5年度から協会に支出していたものであり、その額等については、協定書の規定により、事業計画書に基づき毎年度協議することとしております。しかし、これですと、助成金の積算の根拠が明確でないことから、平成12年度に助成金交付要綱を制定し、助成の対象となる経費は、市が強く要望して設置した砂風呂施設に係る光熱水費等としたところであります。したがって、砂風呂施設を廃止した平成27年9月末以降、助成金は交付していない状況であります。 なお、施設設置の経緯や市民の利用料金体系が市外の人より安価になっている状況などを踏まえると、ご指摘の市民のプールと位置づける考えもあると思いますけれども、市が直接運営する市営プールとは明らかに違いますので、どのように位置づけ、市がどのようにかかわっていくのがよいのか、協会本部と協議を進めてまいります。 続きまして、細目4、所管部署の変更についてお答えいたします。 君津メディカルスポーツセンター施設の所管につきましては、まずはスポーツプラザ勤労者総合福祉センター、それぞれの施設の現状を踏まえた中で、あり方や位置づけについて整理する必要がありますので、これらのことについて協議、検討を行い、その結果に基づき、組織体制を整備してまいります。 次に、大綱4、君津市勤労者総合福祉センターについて、細目1、施設維持、改修等の取り組みについてお答えいたします。 君津市勤労者総合福祉センターは、開館以来23年が経過しておりますが、その間、大規模な修繕を行っておらず、屋根や設備等の損耗が進んでいることから、改修の必要性は認識しているところであります。また、スポーツプラザからの電源等の動力供給を受けていることや、体力つくり指導協会がスポーツプラザと一体的に管理、運営してきたことなどの特殊な事情もあります。 これらを踏まえた中で、公共施設等総合管理計画に基づく具体的な改修計画の策定の前に、この施設をどのように取り扱っていくべきかを協会本部と協議しながら決定していく必要があると考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 山崎企画政策部長。 ◎企画政策部長(山崎豊君) 自席から答弁させていただきます。 大綱5、公共施設等総合管理計画について、細目1、公共建築物施設総量削減インフラ設備長寿命化計画についてお答えいたします。 公共建築物の施設総量につきましては、公共施設等総合管理計画において、平成29年度から20年間で20%削減することを目標としております。 今後は、地域住民との情報共有や対話等を通じて市民ニーズを把握するとともに、地域の将来を見据えた配置、規模等を検討して、公共建築物の再編を実施してまいります。 住民との対話の場では、公共施設等の現状分析の結果や評価、将来の人口構成の変化を提示して再編を検討してまいります。 また、未利用施設等の公有不動産については、市場調査した上で有効活用や処分を実施します。 インフラ施設長寿命化計画につきましては、平成32年度までに対象となるインフラ施設について策定してまいります。なお、インフラ施設の更新にあたっては、優先順位を整理した更新計画を策定し、計画的に推進するとともに、著しく必要性が低いインフラについては、廃止を含めた見直しを行います。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) それでは、二次質問に入りたいと思います。 よろしくお願いします。順不同となるかもしれませんので、よろしくお願いします。 まず最初に消防団のことについてですけれども、消防協力隊について少しお伺いします。 この消防協力隊についてですが、市からの助成金、交付金というのがありますでしょうか。また、公務補償などはどうなっておりますか、教えていただきたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 消防協力隊は、消防団の発展と防災活動にボランティアとして協力することが原則となっております。市からの助成金はございません。また、公務中の補償等に対する補償は、市において傷害保険に加入している状況でございます。 以上でございます。
    ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) それでは、この消防協力隊というところの部署から、機能別消防団員というところに格上げといったら大変失礼なお言葉になってしまいますが、定員を確保していくという消防団団員において、この機能別消防団員をふやすことで定員を拡充するというようなことは可能なのでしょうか、教えていただきたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 消防協力隊の隊員から機能別消防団員へは、消防団員の任命要件上は現在可能となってございます。 基本団員として長期に活動してきた方や、機能別消防団員として活動して退団された方、そういった方が消防協力隊に入隊しておりますので、現状としては非常に難しいものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) できるところというところでありますけれども、なかなかそれは難しいということですね。 そして、平成8年から発足ということでありますけれども、見ると、隊員の入れかえということでありますけれども、こういったものがどのような感じで入れかえがあったりとか、その消防協力隊において、やり方というか、団員の、団員というんですか、協力隊員の入れかえみたいなところのことについての把握をしているのか、どのようなことを把握しているのかお伺いします。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 協力隊の隊員の入れかえにつきましては、消防団の団員の任期がえ、そういったところで、あわせまして計画的に隊員の入れかえをしているところ、また地区によっては、消防団の退団する人数等が最近は減ってございますので、少数の入れかえ、そういったものが協力隊の中ではされてございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 続いて、この消防団の中での、団員制度の中でも協力に補助というか、協力いただいている機能別消防団員制度、このことについてちょっとお伺いしますけれども、団員と機能別消防団員の公務補償というのがありますけれども、この違いはありますでしょうか。また実際に消防活動、消火活動をしているときの支障というのがないんでしょうか、お伺いします。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 機能別消防団員公務災害補償についてでございますが、基本団員と機能別消防団員につきましては、公務災害補償の違いはございません。 また、消火活動等への支障でございますが、これまで基本団員として活動されていた方々でございますので、特に支障はございません。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) そうすると、この団員確保ということになってくるんですけれども、この平成29年度の消防団員数を見たときに、第一師団の定員数ですけれども、37名の減ということで、他の師団においては、この機能別消防団員を加えながらにおいて、この定員に近いような努力がされているように思います。このような状況をどういうふうに受けとめておりますか。そして、この団員確保についてお考えがありましたらお聞かせください。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 消防団のOBの機能別消防団員、こちらは、各分団の活動を補完し、消防力の強化を目的として制度を導入し活動しておりますので、今後も各師団には本制度を生かした団員の確保が図れますよう、より一層の理解を求めていきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 消防団の確保、団員の確保というのは非常に難しいものがあるというのは、近年非常にわかっております。自分たちの消防団員だったころについても、自分たちの同年代の方々を勧誘しながらという形で、なるべく多くの方々にこの消防団員を経験していただきたいということでありました。しかしながら、なかなか難しいここ最近でありまして、これをどういうふうに考えたらいいかなということもあります。 そうした中で、団員の確保もあるんですけれども、分団の統合、やはりその地域消防の力を蓄えるというところもありますし、なるべく消防団員の方々の負担を少なくするのにどうしたらいいのかということも考えます。 そういった中での考え方において、先ほどお話がありました検討委員会等々ということがございますが、この分団統合についての検討委員会は、いつごろ立ち上げて開催する予定でしょうか。また、この委員会のメンバーというのは、どのような方々を選定してこれを選考していくのかお伺いします。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 検討委員会につきましては、早急に立ち上げる予定でございます。メンバーにつきましては、消防団本部役員を含めた幹部と消防職員の構成で考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) この消防団員の検討委員会、この統合の計画ということでありますけれども、ただ単に少なくなったからというところではなく、どうしたらいいのかということも検討なされると思いますけれども、この計画に必要となることについて、内規、そして以前統合したような経緯というのがわかりましたらお答えいただきたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 青木消防長。 ◎消防長(青木一志君) お答えいたします。 以前の統合につきましては、平成24年度に、一部の分団で実員の確保ができなかった、できなくなった分団を補完する目的で、統合を行いました。また、平成25年度の検討委員会を開催し、そちらでは団員確保及び団員の活動について検討を行っております。 各分団における機能別消防団員の占める割合が5割以上を占めることとなった場合、または実員確保が将来的に極めて困難な状況であると判断した場合に、隣接分団等との統合を検討すべきというふうな結果が報告されております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 今、消防長からお話をいただきまして、もう既に消防団員の確保もなかなか難しくなってきていることと、あと、分団の統合についてもそうだし、前々回からいろんな方々、議員から質問もなされて、そういったことを鑑みて、そういった措置をしていく、消防団の機庫を一つ建てるにしても莫大な費用がかかる、そして、その消防団に貸与される消防のポンプ車、またポンプ等々に、入れかえの時期を毎年毎年していくという中において、消防団員のやはり維持管理、そして協力している方々というのをしっかりと考えていただきながら、この消防団員、古い歴史がありまして、君津の町の時代からずっと市の財産、命を守っていただきました。この団員の方々の少しでも負担を少なくできるように、取り計らいをお願いしたいと思います。 各論になってきますと、この分団統合というのは、非常に細かい配慮のもと、地域の方々と話し合いを進めていかないと難しいかなというふうに考えております。既存の場所、そして位置関係、こういったものを考えながらも、全体の把握、そういったものを計画しながら、検討委員会というのを進めていっていただきたいと。その場限りではなく、延々と続くこの消防団員制度、そして消防団というのは、これからもまちづくりのために非常に必要なことだと思いますので、ぜひともこの検討委員会を起点にしながら、君津の消防団の位置関係、そして代理のそういった方々のケアをしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 続きまして、ダイエーの跡地利用ですけれども、諸手続が進んでいるということでありますけれども、この手続にはどれぐらいの期間がかかっていて、またオープンの時期については、言葉で言えるのかどうかわかりませんけれども、そのようなことをわかる程度でお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 現在、大店立地法に基づく事前協議が進められておりますので、この後の流れということでお答えをいたします。 事前協議が終了しますと、正規の届け出が提出されるわけですけれども、そこから手続完了まで約8カ月間程度が必要だと言われております。オープンはその後となりますが、その詳細な時期につきましては、今後も情報収集に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 何となくオープンの時期が見えてきたということで、市の中核にある中野であるということで、非常にありがたいというふうに思います。 今後も情報交換をとり合いながら、正しい情報をいち早く市民の方々にお伝え願えればと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、続きまして君津メディカルスポーツセンターについてを、ちょっとお話をさせていただきたいと思います。 運営委員会についてですけれども、この運営委員会、前回もお話をさせていただきましたけれども、この開催ができないということについては、双方しようとしても、よくないということが、お話の中で出てきていました。 平成28年の第4回の定例会の質問のときに、3月までに委員会を開催してほしいというふうにお話ししました。しかしながら、なされてきていません。これ、時系列にちょっとお話をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 今年の1月25日に、砂風呂施設の廃止に伴う後処理、あるいは助成金、それから運営委員会、幹事会の開催について話し合いをいたしました。その後、3月12日に会議を予定していましたけれども、協会から前々日に、本部と直接協議してもらいたいという連絡がありまして、会議自体は開かれておりません。その後、人事異動とかもありまして、5月22日に協会本部に、私ほか2名で伺いまして、これまでの内容について協会側の意見を聞き、今後の交渉は、協会の施設長を窓口として進めることとしたところであります。 このようなことから、今後は施設長と日程調整を行いながら協議してまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) これ以上の追及はしたくないので申しませんが、ただちょっとお話しさせていただきたいのは、この運営委員会等、下部組織であるその幹事会の役割、そして位置づけですけれども、改めて整理するというふうに言っておりましたけれども、これを考える上で質問させていただきます。 運営委員会が、これまでに、どのような議題で開催されてきたのか。2つ目として、その幹事会の役割、どのようなことで検討してきたのか。また、構成員というのはどういった方々なのか教えていただきたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 最近は、運営委員会と幹事会の合同会議として開催をしておりまして、主に前年度の事業報告、会計報告、それと新年度の事業計画案、予算案、あと施設の改修などを議題として審議をしております。 幹事会の役割はどのようなことかということですけれども、委員会の規定では、幹事会は、委員会の所掌事務である君津メディカルスポーツセンタースポーツプラザ)の施設管理や利用料金、利用方法などに関する事項について調査検討することとしております。委員の構成員ですけれども、まず幹事長が協会の理事長、それから幹事につきましては、議会の各常任委員長3名、それから外郭団体として、商工会議所をはじめ、市内の各種団体の代表者5名、それから違う枠としまして、経済部長、企画政策部長、財政部長、教育部長の4名、業界側から施設長ほか2名の計3名、合計で15名となっております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) やはり、運営委員会というのは、大きなところの上部団体のところかなというふうに感じますし、幹事会というところは、細部を決めていく、そして方向性というのもこの幹事会の中で決めていくということで、運営委員会という大きなくくりの中でも重要なポジションをそれぞれが持っているなというふうに感じました。 改めてお聞かせいただきたいのが、この整理した上で、運営委員会とあるこのスケジュール感、どのようなことを持って、これからこの運営委員会というところに飛んでいくのかお聞かせください。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 第一次の回答でも申し上げましたとおり、まず役割と位置づけについて論点整理をした上で協議したほうが効率的だと思いますので、まず論点を整理した上で協会と日程調整を行いながら議論していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) ずっとなかなか前に進まないということですので、やはりおっしゃったように論点整理ですね、一つ一つについて考えていっていただきたいと思います。 その中において、いろいろな問題がある中で、少しお話をさせていただきますが、砂風呂の後処理についてということで回答をいただいております。まさしく、市が強く要望した中での砂風呂の廃止ですけれども、非常に我々議員にとっても、砂風呂の廃止について議論が交わされてなくなったということであります。この砂風呂廃止から既に1年9カ月、やはり今なお進んでいないというのは、あまりよくない状況であることは双方とも承知をしていることと思います。 この砂風呂というのは、君津市が強く要望してきた経緯があります。そして、温浴施設として、長きにわたりまして親しまれてまいりました。一定の役割を終えたということとか、あと利用者の少ないということなどを検討の結果、廃止となったわけです。改修費などの応分の負担を考えてということでありますが、以前は君津市が負担すると言ってきたという対応をつくり、協会からの話もあったりとか、双方の話し合いの食い違いが生じている、これも事実ではないかというふうに思います。 これからは、双方の食い違いのないような、そのような議事録をしっかりととりつつ、話し合いをしていっていただきたいというふうに考えておりますが、ご所見をお伺いします。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 これまでは、会議の内容を記録したもので、双方が確認し合っていないものもありました。それに伴いまして、解釈に相違があるということも起きております。今後は、お互いに内容を確認した上、議事録を作成していきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) それでは、その議事録を作成していない中でありながら、やっぱりいろいろな問題がある中で、もう一つ、助成金のあり方についてですけれども、これをちょっとひもといてみますと、平成27年3月3日に運営委員会が君津市役所前で開催されております。 議題については、平成27年度予算要望にあたり、温浴施設の一部である砂風呂の運営について、見直しについてということでありました。運営委員会の協議の説明で、体力つくり指導協会からの概要説明の中に、砂風呂のことについて、温浴施設の全体の総称である、そして砂風呂についてですが、このお風呂、そして更衣室、2階休憩室、2階の作業室等々が、これが温浴施設であり、総称して砂風呂と言われてきたということと、この温浴施設にする経費ですけれども、光熱水費、作業員の人件費、機械設備費、法定点検費用、砂の交換費、清掃管理等々ということの説明の記述がありました。 また、前市長からの質疑の中に、砂風呂というのは、温浴施設を含めて砂風呂という認識でよいかという問いかけがありまして、協会からそのような認識で問題ないというふうに答えているということは、温浴施設、砂風呂というふうに言われていることについては、これ温浴施設全域だということを前市長も認めてお話をしていると。 そして、このときの経済部長のお話で、補助金の助成の考え方として、ハードに支出するのではなく、君津市民の利用者への助成に切りかえていくという提案があったというふうに記されておりました。会議結果としまして、砂風呂を廃止し、新たに市民に対しての補助を検討するということになりました。砂風呂は廃止しましたが、このことから、補助金のあり方としての認識は、どういった見解なのかをお伺いします。そして、このときに、その他と書いてあるのが、閉鎖にかかわる諸経費、費用については、別途経済部と協議ということで書いてあります。この庁内の話し合いは、どこまで進んでいるのかお伺いします。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 平成12年度から積算根拠を持って砂風呂に対して助成をしてきたものであり、廃止後は助成をしておりません。市民の利用に対する補助の方向については、どういう形態がいいのか、今後協会と協議をしてまいりたいと考えております。 砂風呂の後処理につきましては、認識の相違から、現在まで協議は進んでおりませんが、5月に私も協会本部を訪れまして、理事長とお話し合いの中で、本部と直接交渉していくという方向になりましたので、今後、協議を進めていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 5月にお会いしたということで、お話をしていったことについては、非常にありがたく感じています。 そのときに、理事長とお話をしていったということですけれども、その内容については、ちょっと私もわかりませんけれども、部長から見たら、その理事長との対話という印象はどうだったか、ちょっとお答えいただければというふうに思います。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) 理事長との話し合いの内容なんですけれども、協会側と市側の主張がかなり異なるなというふうには感じました。協会側のほうの言い分と、私も4月から代わりましたのでといいますか、引き継ぎを受けていた内容と照らし合わせると、協会側の認識は、市とは少し違う面があるなというふうには感じました。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 前部長中澤部長も、ボタンのかけ違い等々あったという話でありまして、やっぱりこういった問題については、きちんとテーブルにつきながら、いろんな形をよりよい方向に向けるにはどうしたらいいか、せっかくよい施設があるわけですので、その施設をどう使うか、または君津市がこれをどう扱うのかということを、やはり双方が納得するような、そういった形の中でお話し合いを進めていっていただければというふうに感じております。ぜひとも、気持ちよく会ってお話をしていただきたいというふうに感じております。よろしくお願いします。 それでは、メディカルスポーツセンターのすぐ隣に、君津市の勤労者総合福祉センターがございます。その福祉センターも、これからやっていかなきゃいけない一つでございます。この福祉センターの改修、保全は喫緊の課題だというふうに感じております。 この補修について、今まで話し合いがなかったのか、そしてこれからどういうふうにここのことを考えていくのか、ご所見がありましたらお答えいただきたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 施設の現状分析やあり方等について、まず現在の担当部署であります経済部において考え方を取りまとめた上で、必要に応じて庁内で方向性を検討していきたいと思います。 また、経営改革実施計画の中で、勤労者総合福祉センターのあり方の見直しが盛り込まれておりまして、平成31年度までに行うこととされておりますので、早急に検討を進めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 勤総についても、十分に検討していただきたいというふうに思います。公共施設等のことについても、これからやっていかなきゃいけない、その一つでもありますので、よろしくお願いいたします。 メディカルスポーツセンターについての最後の質問ですけれども、所管部署についてです。 前回もお話をさせていただきましたスポーツプラザ、勤労者福祉センターのほうの現状分析のあり方、位置づけの検討など、どのような方向性を示していくのか、またそのスケジュールというのがあるのかどうかお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 現段階では、現在の所管部署であります経済部のほうで、施設の必要性や費用対効果等を考慮した上で、民営化等を含め、施設のあり方等について検討してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 前回の質問の際に、部署の変更は検討してみたいということがありました。この所管がえについて総務部長は、今、私がいろんな話をしましたけれども、感想というか、所管のあり方というのは、自分のところの所管がえをしてくださいというのは、経済部からはなかなか難しいかなというふうには思います。そういった中で、全体のバランス、そういったものを考えたときに、どのようなことをどのようにもんだらいいのか、またこういった問題について、やっぱり全庁的に考えなきゃいけないというふうに考えておりますけれども、総務部長はどのようなご見解かをお聞かせ願います。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) 自席からご答弁申し上げます。 議員おっしゃるように、昨年の12月議会でもそういう答弁をさせていただきました。現在、今、経済部長のほうからもお答えして、一次答弁にもございますけれども、メディカルスポーツセンターと勤労者総合福祉センター、これはやっぱり一体で考えていかなければならないということと、今、お話がありましたように、経営改革の実施計画の中で、勤労者総合福祉センター、これをどのようにするかということも、31年度までにということでもお話をしております。 ということで、今、全体的な中で検討はしているという認識はしておりますけれども、所管につきましては、今の所管である経済部のほうである程度考え方を取りまとめていただいて、そのような中で方向性、これをやはり検討していかなければいけないんじゃないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 保坂好一君。 ◆10番(保坂好一君) 経済部のほうでしっかりとした考えを持った中で、全庁的に考えていただけるということでありますので、半年前にお話をさせていただきましたけれども、ぜひとも前に進んでいっていただきたいと。こういった問題というのは多分、この庁内においても、所管をかえていかなきゃならないだろうというようなことも多分あるのかなというふうに考えます。 一つの問題に対して、一つ一つ丁寧にやっていかないと、時間がたっていくとわかっていくことがわからずにいってしまうということがあるのではないかというふうに思います。そういったときに、一人の議員からお話があったことについて、どうなのかなということをもんでいくということも必要だというふうに感じますし、ぜひともあるものを上手に使う、そしてある部署においては所管をかえていかないと検討がなされない、方向性が間違ってしまうということもあり得ますので、その辺は十分に考えていただきたいと思います。 それでは、公共施設等のインフラ設備についてですけれども、これは公共建築物施設総量の削減計画において、お答えいただいたとおり、住民との対話、そういった、または将来を見据えた利用をよく考えていただきたいというふうに考えますので、お願いいたします。 そして、この君津メディカルセンターと君津勤労者総合福祉センターは、君津市民の健康づくりの中核的施設としての役割を果たす大きな建物、そして大きな施設だというふうに思います。いま一度所期の設置目的を思い返すことが必要だというふうに考えております。 スポーツ医学に基づいた水泳、フィットネスプラン等々を通じて健康維持管理を行い、憩いと潤いのある暮らしを提供し、勤労意欲の向上を図り、地域コミュニティを推進していける施設だというふうに考えております。多くの課題があるものの、協調性を持ち話し合いをしていきながら、こういった解決の糸口というのは話し合いで持たれるべきだというふうに考えています。 先ほどもお話ししましたけれども、経済部のみならず、関係部署が一つとなりましてこの問題に取り組んでいただきたいというふうに考えますので、ぜひともよろしくお願い申し上げます。 以上で私からの一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(安藤敬治君) 以上で、10番、保坂好一君の一般質問を終わります。 ここで、議事の都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午前10時57分--------------------------------------- △再開宣告 午前11時15分 ○議長(安藤敬治君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして一般質問を行います。 6番、松本裕次郎君の発言を許します。 松本裕次郎君。     (6番 松本裕次郎君登壇) ◆6番(松本裕次郎君) 皆さん、こんにちは。議席番号6番、きみつ未来の松本裕次郎でございます。 議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。 2016年度下期の世界経済は、先進国が個人消費主体に緩やかな回復を続ける中で、中国の景気がインフラ投資拡大等により上向き、そのほか新興国の景況も改善しつつあることで、停滞から脱しつつあります。 一方で、アメリカ、トランプ新大統領就任、中国の過剰設備債務問題、中東における紛争激化や先進国におけるテロ拡大、イギリスのEU離脱など、先行きに対する懸念要因は払拭されていません。2017年度上期においても、世界経済は緩やかな改善を続けるものの、先行きは不透明感が強まると予想されます。 一方、日本経済は、輸出など各種指標が改善しつつあり、景況は回復しつつあります。個人消費は依然勢いを欠くものの、雇用環境の好転を背景に緩やかに持ち直しつつあり、輸出についても、世界景況の回復や円高修正からようやく回復の動きが見られてきています。 2017年度上期については、人手不足状況が深刻化する中で、雇用者所得が増加を続けることから、個人消費が回復基調を維持し、公共投資も、2016年度、二次補正予算の執行もあって拡大が続きます。 日本社会を見ますと、2016年には、大手企業の働き方が問題となり、過労が原因とされる自殺という形で命が奪われてしまう事件がありました。このことを受けて、2017年に改正が予定されている労働基準法では、時間外労働時間がさらに厳しく規制されるのではないかと言われています。 そのような社会問題も踏まえて、一般質問をさせていただきます。 それでは、大綱5点、細目5点の質問をいたします。 大綱1、快適な職場環境づくりについて、細目1、勤務管理状況について伺います。 仕事をする上で、切っても切り離せない社会問題が残業です。残業がきっかけとなって過労死や自殺、精神的な病気など、人の命に影響を与えるような問題が多く発生しています。 ワークライフバランスを最重要視する働き方がふえてきている中で、人の命を追い込むような働き方をする必要性は、果たしてあるのでしょうか。 企業における経営資源は、人、物、金、情報と言われます。企業にとって一番大事な資源である人は、同時に固定で多大な費用がかかる資源でもあります。勤務管理は、従業員の就業状況を把握して、適切な給与を社員に支払うために必要なもので、また企業のコンプライアンスの観点から、従業員の労働時間の確認をするために不可欠なものです。もちろん、仕事をする中において、納期や工期など期限が設定されている仕事もあるので、時と場合によっては残業をせざるを得ない働き方があることも、実際に存在しています。 本市においても、時間外労働に対して見直しを行い、改善が図られていると思いますが、どのような取り組みを行い、どの程度改善が図られたのかお伺いいたします。 大綱2、君津市「まち・ひと・しごと創生」総合戦略について、細目1、きみつ「風」を感じるプロジェクトについて伺います。 豊かな自然に囲まれた本市を、みずからの足で回り、風土、風景、風習などさまざまな風を体験してもらうイベントを開催し、自転車で市内を回るために必要な食事や休憩所などの情報を盛り込んだ新しい君津の観光マップの作成を行いました。自転車の利用に係る観光客へのアシストを実施し、交流人口の増加と新たな魅力を創造するために、きみつ「風」を感じるプロジェクトを実施しています。 ご存じの方も多いと思いますが、千葉県は全国一、平らな県です。千葉県の平均標高は、45メートルです。ちなみに、一位は長野県で、1,132メートルもあります。 千葉県は日本一平らな県なのですが、平均値を上げている地域があります。愛宕山や鹿野山、清澄山がある房総半島南部の丘陵地帯です。この一帯には、サイクリストが大好きな坂がたくさんあり、サイクリストがたくさん訪れる場所となっております。スポーツ系の自転車、いわゆるロードバイクと呼ばれる自転車は、自立して立てるようなスタンドがありません。自転車をとめておくには、立てかけるか寝かせるしかなく、設置面はどうしても傷がついてしまいます。そのようなロードバイクを乗る人にとって、要所にサイクルラックと呼ばれる自転車をぶら下げるタイプのスタンドがあると非常にありがたいのですが、本市においては、サイクルマップの作成を行い、またロードサイクルには必要であるサイクルスタンドを君津市内の九十九谷展望公園、亀山やすらぎ館、清水渓流広場、久留里観光交流センターの4カ所に設置しましたが、設置後の効果について伺います。 大綱3、高齢者福祉について、細目3、運転免許返納者への対応について伺います。 高齢ドライバーによる事故が相次いでいます。運動能力の低下や判断力の低下、さらには認知症などが原因と言われていますが、免許返納は浸透せず、繰り返される悲劇を防ぐ有効な打開策は見いだせていません。 運転免許を返納した方は、運転経歴証明書を申請することができます。運転経歴証明書は、運転免許を返納した日からさかのぼって5年間の運転に関する経歴を証明するもので、これまで安全運転に努めてきた証明や記念の品となるものです。運転経歴証明書を提示することにより、高齢者運転免許自主返納サポート協議会の加盟店や美術館など、さまざまな特典を受けることができます。このような取り組みもあってか、65歳以上の高齢者で、平成27年に自主返納したケースは、10年前の15倍にあたる27万件にも達しています。それでも、65歳以上の免許保有者の2%弱にとどまっています。 こうした中、自治体の中には運転免許自主返納者に優遇措置をとっているところもありますが、本市の取り組みについて伺います。 大綱4、防災対策について、細目1、防災行政無線のアプリ連動について伺います。 地震や噴火等の大規模自然災害、原子力災害や石油コンビナート火災等の重大事故などの非常事態は、予告なく突然襲ってきます。被災地では情報が錯乱し、人々がパニック状態に陥ることも少なくありません。被害を最小限に抑え、二次被害の発生を防ぐには、正確な災害情報の収集と地域住民への迅速な情報伝達です。住民に一斉に情報を伝達可能な防災行政無線は、過去の多くの被災経験から、地方公共団体が、非常災害時における災害情報の収集、伝達手段の確保を目的に構築されています。 非常に重要とされる防災行政無線ですが、現在、君津市の防災行政無線はアナログ式で、平成34年11月30日までには、新規則に適合したデジタル防災行政無線に移行する必要があります。防災行政無線のデジタル化の移行とあわせて、防災行政無線とスマホアプリを連動したシステムを検討していくと聞いていますが、現在の進ちょく状況について伺います。 大綱5、都市基盤の設備について、細目1、君津パーキングエリアスマートインターチェンジについて伺います。 館山道の休日の平均交通量は、東京湾アクアラインの料金値下げなどの影響で、平成20年の約1万1,200台から、平成26年には約1.7倍の1万9,500台までに急増し、平成25年には、交通集中渋滞が133回も発生しています。 このような多発する渋滞の緩和などのため、君津インターチェンジから富津竹岡インターチェンジ間の2車線区間の4車線化を決定しています。君津パーキングエリアには、スマートインターチェンジが設置されていますが、普通車限定のハーフインターチェンジ型で運用されています。今後は、観光バス等の大型車対応や南房総方面からの利用を考慮したフルインターチェンジへの移行が必要と思われますが、今後の予定について伺います。 以上で一次質問を終わります。二次質問につきましては、質問席より行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 石井市長職務代理者。     (市長職務代理者副市長 石井清孝君登壇) ◎市長職務代理者副市長(石井清孝君) 6番、松本裕次郎議員のご質問にお答えいたします。 大綱1、快適な職場環境づくりについてにつきましては、担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いします。 大綱2、君津市「まち・ひと・しごと創生」総合戦略について、細目1、きみつ「風」を感じるプロジェクトについてお答えいたします。 本市の内陸部は多くの山々に囲まれ、地形的にもサイクリングコースとして人気が高いことから、四季を問わず多くのサイクリストが鹿野山や亀山を中心に訪れております。 きみつ「風」を感じるプロジェクトは、国の地方創生先行型補助金を活用し、本市の風土、風景、風習などさまざまな「風」を体験していただき、本市の魅力を伝え、交流人口の増加を図ることを目的に事業を進めてまいりました。 平成27年度には、君津サイクリングガイドマップを作成し、本市が有する観光スポットや歴史的資源などをめぐることができる魅力的なコースを紹介しております。平成28年度には、サイクルスタンドを、九十九谷展望公園、清水渓流広場、亀山やすらぎ館、久留里観光交流センターの市内4カ所に設置いたしました。 事業の効果といたしましては、サイクリストによるSNSへの書き込みが急増し、サイクルスタンドやサイクルコースの景色への投稿などに、たくさんの「いいね!」を得ており、週末には多くのサイクリストが訪れております。 首都圏に位置しながら、豊かな自然を有する本市はサイクリストからの人気も高いことから、今後もサイクルツーリズムを推進してまいります。 大綱3、高齢者福祉について、大綱4、防災対策について、大綱5、都市基盤の整備についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) 自席からご答弁申し上げます。 大綱1、快適な職場環境づくりについて、細目1、勤務管理状況についてお答えいたします。 時間外勤務縮減の取り組みにつきましては、平成23年度からノー残業デーを実施し、24年度には、時間外勤務が一定の職員の集中することのないよう各課での終業時打ち合わせを取り入れ、26年度からは時間外勤務の状況を見える化し、庁内で共有化を図ってまいりました。また、平成28年度からは、時間外勤務発生の原因を解明し、業務を最適化するため、外部の視点を取り入れるなど、さらなる縮減に取り組んでおります。 これらの結果、平成28年度は6万6,680時間となり、26年度と比較して1万5,662時間、率にして約19%の減となりました。 今年度も引き続き、時間外勤務発生の原因調査と業務の最適化を進めるとともに、勤務時間に対する職員の意識改革を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 長坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(長坂精一朗君) 自席から答弁させていただきます。 大綱3、高齢者福祉について、細目1、運転免許返納者への対応についてお答えいたします。 高齢ドライバーの認知機能低下などによる交通事故につきましては、多くの報道にもありますとおり、大きな社会問題となっております。 国では、高齢ドライバーの運転事故防止対策の一つとして運転免許証の自主返納を推進しており、県内においても、公営バスの乗車優遇措置等の独自の施策を実施している自治体もございます。 本市といたしましても、運転免許証の返納時に、コミュニティバスの回数乗車券24枚つづりを3部補助する支援事業を実施しており、平成28年度の支援事業利用者数は132名となっております。 今後も君津警察署と連携し、運転免許証の自主返納制度のさらなる周知、啓発に努めてまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) 大綱4、防災対策について、細目1、防災行政無線のアプリ連動についてお答えいたします。 防災行政無線のデジタル化につきましては、今年度調査及び実施設計を行い、平成34年度までに移行する予定でございます。実施設計では、市民への確実で迅速な情報伝達手段となるよう、具体的な整備方針の策定に取り組むとともに、防災行政無線と連動したスマートフォン用アプリケーションなどのシステムもあわせて検討してまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 青柳建設部長。 ◎建設部長(青柳修司君) 自席から答弁させていただきます。 大綱5、都市基盤の設備について、細目1、君津パーキングエリアスマートインターチェンジについてお答えいたします。 君津パーキングエリアスマートインターチェンジは、現在、普通車限定のハーフインターチェンジです。 大型車対応のフルインターチェンジ化を実現するために千葉県と協議を行ったところ、高い費用対効果や利用台数の増加が必要と言われております。特に、利用台数につきましては、周辺のインターチェンジも含めたスマートインターチェンジの利用台数の底上げを求められております。 平成28年度のスマートインターチェンジの利用台数は1日平均約460台であり、ここ数年横ばい状態が続いていますので、利用台数の増加策について調査研究するとともに、フルインターチェンジ化について関係機関との協議を継続してまいります。また、スマートインターチェンジ利用者の利便性向上を目的とした周辺環境の整備も進めてまいります。 現在、スマートインターチェンジの設置により交通量が増加した市道大山野奥谷線において、歩行者の安全を確保する歩道整備を実施しております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) それでは、これより二次質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。順不同となると思いますが、よろしくお願いいたします。 最初に大綱5、都市基盤整備について、細目1、君津パーキングエリアスマートインターチェンジについて伺います。 君津パーキングエリアスマートインターチェンジ周辺の利用台数の底上げが必要と答弁がありましたが、君津インターチェンジと富津中央インターチェンジの利用台数は、近年何台くらいの利用台数なのでしょうか。また、どの程度利用台数が増加すれば、フルインターチェンジ化が見込めるのか伺います。 ○議長(安藤敬治君) 青柳建設部長。 ◎建設部長(青柳修司君) お答えいたします。 平成28年度の君津インターチェンジの利用台数は、1日平均約8,300台、富津中央インターチェンジは1日平均3,100台となっています。 フルインターチェンジ化は、利用台数の増や十分な費用対効果を得られることが求められております。参考といたしまして、フルインターチェンジ化した栃木県にある那須高原スマートインターチェンジや、来年度フルインターチェンジが予定されている埼玉県の三芳スマートインターチェンジでは、当初計画交通量の約2倍の実績があったと聞いています。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) 費用対効果が必要ということですけれども、君津パーキングエリアのスマートインターチェンジは何台程度の利用台数があれば、採算性とか費用対効果が見込めるでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 青柳建設部長。 ◎建設部長(青柳修司君) お答えいたします。 君津パーキングエリアスマートインターチェンジの当初計画交通量は、1日当たり391台でございます。一概に言えないですが、フルインターチェンジ化した、先ほど申しました事例からしますと、当初計画の交通量の2倍程度が必要となる目安と考えられます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) フルインターチェンジ化となれば、地域の活性化とつながると思われますので、今後もさらなる対策をお願いいたします。 続きまして大綱1、快適な職場環境づくりについて、細目1、勤務管理状況について伺います。 先ほどの答弁では、平成28年度から、時間外勤務発生の原因を解明し、業務を最適化するため外部の視点を取り入れるとありましたが、具体的にはどのようなことを行ったのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 28年度では、外部の業者を入れまして、通年で時間外勤務が多い職場、この辺の中から3カ所をモデル職場ということで選定をいたしました。そこへ、コンサルタント、これが職員へのヒアリング、あるいは時間外勤務が発生する原因の解明調査等を行いまして、改善計画の策定をしております。また、職員全員を対象に、時間外勤務の意識調査も行いまして、これらの結果をもとに、管理職を中心とした研修等も行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) 管理職を中心に研修を実施したということですが、やはり仕事というのは、与えられた任務を達成するために、管理職が部下の誰に何をやらせるかを決定し、その実行を指示するところから始まります。だからこそ管理職が初めにやらなければならないのは、仕事の割り振りの決定と思います。その際、仕事の割り振りの基本は適材適所と育成であります。好き嫌いや頼みやすさではないということを管理職自身が認識していただければいいと思います。 先ほどの答弁で、時間外勤務への意識調査等を行ったとありましたが、この質問内容、答えられる範囲でいいですけれども、どのようなことを聞いたんでしょうか。また、結果とかわかれば教えてください。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 質問内容でございますけれども、例えば現在の業務の中で長時間勤務が生じている主な理由ですとか、長時間勤務は削減できると思うかというような質問、あるいは上司による長時間勤務削減に向けたマネジメント状況はどうかというような質問がございました。その中で、例えば長時間勤務が生じている理由という中では、やはり人員が少ないですとか、特定の人に仕事が集中している、あるいは結果、その仕事の結果に対する質のこだわりが強いというような答弁があったところでございます。また、長時間勤務削減はできるかという問いに関しましては、削減できると思うというのが約半数おりましたが、逆に言いますと、削減できると思わない、あるいはわからないというところが約半数いるというところですので、この辺は今後しっかりとその辺の意識も含めて検討していかなければいけないなというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) そのアンケートの結果を踏まえて、ぜひ今後の方向性とか、どういったことやっていけばいいかとかを検討していただきたいと思います。 あと、平成26年度と比較して、平成28年度は約19%の減少となったとありましたが、金額としたら幾らの減少となったのでしょうか。また、今後の目標値とかありましたらお伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。
    ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 金額につきましては、約2,000万円の減となったところでございます。 また、今後の目標ということでございますけれども、現在、経営改革実施計画の中では、平成26年度と比較して、31年度までに、時間で10%削減という目標を掲げておりました。28年度で19%ということで、時間数での目標は達成、今しているという状況でございますが、今後は、人事院の超過勤務の縮減に関する指針にもございますけれども、1年間の時間外勤務の上限、これが360時間ということをうたっております。ですから、この時間を超える職員をなくすということが目標になっていくのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) 360時間を超える職員をなくすという目標でございますが、ではその360時間を超える職員とかはどれぐらいいるか把握していますでしょうか、その点お伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 28年度の実績で申し上げますと、360時間を超えている職員は15人おります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) やはり、時間外勤務が多いと体調を崩す方も出てくると思いますので、ぜひ勤務管理のほうをお願いしたいと思います。 職員提案制度というのがあると思いますが、その中で、時間外勤務に向けて、テーマとしても取り上げてもいいと思いますが、過去に何かいい事案というんですか、提案はあったのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 山崎企画政策部長。 ◎企画政策部長(山崎豊君) 自席から答弁させていただきます。お答えいたします。 平成28年度に、職員提案制度の課題提案として各課から縮減方法を募集したところでございます。フレックスタイム制度の導入や、課ごとに業務改善や時間外縮減をテーマとした意見交換会を実施するなどの提案があったところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) 昔は、長時間残業が有能な社員のあかしだった時代もあったと思われます。また以前は、上司より先に帰る部下は、職場のマナー違反だとされたこともありました。しかしながら、今はそんな時代ではありません。時間外勤務削減は、本市にとってもまた職員一人ひとりにとっても必ずやり遂げねばならない課題の一つです。 生産性向上とは、インプットを下げることと、アウトプットを上げることの両方を達成しないと実現できません。製造現場におけるリードタイムの短縮が使命命題であるのと同様、インプット、いわゆる投入労働時間の短縮なくして生産性の向上などあり得ないのです。 人は減っているのに仕事はふえているにもかかわらず、残業を減らせ、それは無理。ではなくて、人が減っているのに仕事はふえている。だからこそ働き方を変えるという方向に、職員一人ひとり考え方を切りかえていかなければならないと思います。 そのためには、今までのような働き方を続けるのではなく、仕事の仕方の無駄を省き、限られた時間の中で最大の成果を上げるように、市長主導のもと、職員、管理職それぞれが意識を持ち、できるところから着実に実行していかなければならないのです。 今後も、時間外勤務削減に向けての活動をよろしくお願いいたします。 次に、大綱2、君津市「まち・ひと・しごと創生」総合戦略について、細目1、きみつ「風」を感じるプロジェクトについて伺います。 なかなか事業のこの効果の把握は難しいですが、サイクリストによる、このSNSによる「いいね!」が、書き込みが急増しているということで、効果があったと思われます。今後もサイクルツーリズムを推進していくと答弁がありましたが、どのようなことを行っていくのかお伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。自席から答弁をさせていただきます。 まず、今年度開催されますツール・ド・ちばのコースが本市を通過する予定でありまして、多くのサイクリストの参加が見込まれます。大会を通じて、本市の魅力をPRしてまいります。 また、今後は、本市の魅力あるさまざまなサイクリングコースを紹介する案内看板を観光スポットに設置していきたい、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) 昨年のツール・ド・ちばは、成田市とか銚子市とか、あちらの方面で開催したので、本市を通過するということなので、ぜひアピールしていただきたいと思います。できれば通過じゃなくて、とまってくれるというか、中継点になるような場所、以前はあったと思いますので、ぜひ、いや、なかったか、通過だけじゃなくとまってくれるようなアピールもよろしくお願いいたします。 風を感じるということで、さまざまなイベントが考えられますが、その一つとして、トレイルランニングというのがあります。トレイルレースなら、自然の道をそのまま使用することができます。しかも、厳しいコースのほうがランナーには喜ばれ、50キロとか、70キロとか、距離も長いほうが魅力を感じるそうです。 大会当日だけでなく、事前の下見を兼ねて練習でも来てくれる方もいます。大会の際は、前日から近くに宿泊して大会に臨む人もいます。レースに出場するのはお父さんだけでも、奥さんやお子さんには、近くで遊んで、温泉や買い物など楽しんでもらうと、レースによるさまざまな波及効果が狙えると思います。 トレイルランニングの魅力は、気持ちいいを実感できる要素が凝縮されていることです。落ち葉でふわふわの山道、自然の中を進む心地よさ、山頂からの絶景、もちろん平地と比べると山岳コースはきついのですが、普通のランニングに満足できなかったランナーたちが、週末になると山々へ出かけていき、トレイルランニングの快感を満喫しています。 あと、もう1点ありまして、フォトロゲイニングという競技がありまして、通称フォトロゲと言っていますが、市原で開催された、いちはらアート×ミックスでも行われましたのでご存じの方もいると思いますが、競技内容は、スタート前に主催者から配られる地図をもとに、時間制限内にできるだけ多くのチェックポイントを回り、得点を競うゲーム感覚のスポーツです。 指定される各チェックポイントは、難易度やお勧め度によって得点が異なり、しかも回るルートが自由なので、体力だけでなく、チームごとの戦略が試されます。各チェックポイントに到達したら、あらかじめ指定された風景を証明写真として残します。この写真撮影も、指定されたポーズで撮影を行ったりと、されなければ得点として加算されなかったりと、非常に楽しくゲームに参加できます。また、高得点を狙って走ったり、好きな場所でのんびりしたり、寄り道をしておいしいものを探したりと、チームによって楽しみ方はいろいろと考えられます。観光名所や店舗などがチェックポイントに設定されることが多く、ファミリーや初心者でも手軽に楽しむことで、性別により、男子、女子、混合、また年齢により、子どもを含む家族、一定年齢以上のみで構成されたベテランなど、数多くのクラスが設定されることで、参加者の意欲を高める工夫がなされています。 このように、子どもから大人まで同じフィールドで楽しめる競技です。楽しくスポーツしながら観光名所をめぐれます。 トレイルランニングとフォトロゲという競技を紹介しましたが、きみつ「風」を感じるプロジェクトの事業概要にあります、豊かな自然に囲まれた本市を、みずからの足で回りというところにぴったりの競技と思われます。ぜひ、本市の豊かな自然を生かすためにも検討をお願いいたします。 次に大綱3、高齢者福祉について、細目1、運転免許返納者への対応について伺います。 平成28年度の支援事業利用者数は132人とのことでしたが、事業を開始してからの利用者数、トータルですね、何名でしょうか、お伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 長坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(長坂精一朗君) お答えいたします。 本事業は平成23年4月から開始しておりますが、平成28年度末までの期間で、トータル603人の方にご利用いただいております。なお、その間、開始当初から平成27年12月までの期間につきましては、住民基本台帳カードの交付手数料を免除するという、もう一つ別の支援事業も行ってまいりました。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) あと、コミュニティバスの回数券、24枚つづりを3部補助していますが、その回数券、使い終わった後の補助はあるのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 長坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(長坂精一朗君) お答えいたします。 本事業は、運転免許自主返納の動機づけとして実施させていただいておりますので、現状におきましては返納時点のみの支援となっております。また、市の事業ではございませんが、君津市内及び近隣を運行しております民間バス事業者グループで実施している優遇措置につきましては、2年ごとの更新と手数料が必要となりますけれども、料金が半額になるという支援が実施されております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) 民間バスは2年ごとに更新と、コミュニティバスは回数券で24枚つづりを3部、終わってしまえばないということで、バスが走っていない地域もやはりあるんですが、デマンドタクシーの利用者に対しての何か補助は今後考えているのでしょうか、お伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 長坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(長坂精一朗君) お答えいたします。 デマンドタクシーの助成につきましては、この運転免許の返納の支援事業自体が、現在コミュニティバスの回数券ということで限定されてしまっておりますので、コミュニティバスが運行されていない小櫃地区、上総地区の支援について、これが現行制度の課題として認識しております。したがいまして、今後デマンドタクシーの助成につきましても検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 松本裕次郎君。 ◆6番(松本裕次郎君) 今、言われたように、本市内で補助を受けられる方に偏りがあるということは、いいことではないと思いますので、ぜひデマンドタクシー利用者の補助も考えていただきたいと思います。 千葉県警察のホームページに、県内各市の運転免許返納者への支援の一覧が掲載されておりますが、近隣市を見てみますと、運転免許返納者への支援事業は行っていませんので、近隣市に比べて本市は先駆けて行っており、評価できることだと思います。 あと、ほかの県内の他市を見てみますと、バスの補助とあわせてタクシーの補助を出しているんですね。そのタクシーの補助の一覧も載っているんですけれども、その補助をしてもらうタクシー会社で、本市でよく見るタクシー会社は載っていません。 まず、免許を返納して最初に困るのは移動手段です。ですから、車にかわる公共交通の費用を補助して、安心して車を手放せる環境をつくっていくということがとても大切なことと思われます。デマンドタクシーとあわせて、タクシー会社の乗車時の補助も、今後検討をよろしくお願いいたします。 続きまして、大綱4、防災対策について、細目1、防災行政無線のアプリ連動についてですが、最近、減災という取り組みが行われています。減災とは、来る災害時に、その被害をできるだけ小さくする取り組みのことで、災害発生前、災害発生時、災害発生後のそれぞれの段階で適切な行動をとることによって被害を小さくすることができます。減災のためには、自分の身は自分で守るという自助、ともに助け合う共助がとても重要となります。そして、この減災には、災害発生時の行動や災害発生後の行動も含まれるため、減災という取り組みは非常に大切です。この減災だけでなく、従来の防災とを組み合わせることで、より被害を最小限に抑えることができます。 減災は被害を最小限に抑えるのが目的で、防災は被害を出さないようにするのが目的です。この減災という観点からも、防災行政無線と連動したスマホアプリのシステムを導入すれば、さまざまな情報が入ってきます。防災行政無線の情報はもちろんですが、ちょっと調べてみたんですけれども、災害別のハザードマップ、防災学習、あと避難施設の一覧、非常時貯蔵品、持ち出し品リスト、またあらかじめ登録しておけば、緊急時の家族や知人への連絡もワンプッシュでできる、またAEDの設置マップなど、いろいろと情報が見られます。これから調査及び実施設計とのことですので、スマホアプリシステムの導入の検討をぜひよろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(安藤敬治君) 以上で、6番、松本裕次郎君の一般質問を終わります。 ここで、議事の都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午前11時58分--------------------------------------- △再開宣告 午後1時15分 ○副議長(小倉靖幸君) 再開いたします。 議長にかわり、私が議長の職務を行いますので、ご了承願います。 休憩前に引き続きまして、一般質問を行います。 5番、石上塁君の発言を許します。 石上塁君。     (5番 石上 塁君登壇) ◆5番(石上塁君) 皆さん、こんにちは。議席番号5番、きみつ未来の石上塁です。 ただいま議長より発言のお許しをいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。 アメリカ大統領はTPP離脱に続き、地球温暖化対策の国際的な枠組み、パリ協定から脱退する方針を決定したと発表しました。世界第2位の温室効果ガスの排出国であるアメリカの温暖化対策が後退し、世界全体の機運に大きな影響が出ることが予想されるにもかかわらず自国主義を貫き通す状況が続いており、社会の不安が増大しつつあります。 一方、ヨーロッパや中東ではテロによる被害が相次いで発生し、多くの尊い命がいとも簡単に奪われるニュースを目の当たりにさせられます。 日本の近隣においても北朝鮮によるミサイル発射により、我が国の安全保障が脅かされている、予断の許されない状況が相次いで起こっております。 国内では、国会において天皇陛下の生前退位に関する議案、働き方改革関連法案、労働基準法改正案など議論がされているほか、1カ月後に控えた東京都議選や、東京オリンピック・パラリンピックの費用負担の問題等々、難しい問題が山積している中で、世の中を明るくするニュースとして、昨日までお茶の間をにぎわせた卓球の世界選手権では、10代を含む日本選手の活躍での盛り上がり、あわせてテニスの全仏オープン、先月行われた5月場所大相撲で活躍した高安関の大関昇進、バスケットボールBリーグの年間王者決定、プロ野球交流戦など、スポーツを通じて我々多くの人々は心を揺さぶられ、高揚感で満たされます。 トップアスリートの競技観戦や、余暇のスポーツ、日常生活における運動を通して、心身を鍛えたり健康増進を図り、病気やけがの予防を図っていくことの大切さを年々強く感じるようになってまいりました。 施政方針にもありました子どもから高齢者まで、市民誰もがこの住みなれた君津市で安心して暮らせるよう、健康に過ごせるための取り組みがどのように進んでいくのかという視点を中心に、大綱5点、細目8点の質問をさせていただきます。 大綱1、健康増進について、細目1、健康増進拠点の整備についてお伺いします。 君津市総合計画で定めた将来都市像にある「人が集い、活力あふれる健康都市きみつ~夢と誇りの持てるまち~」を実現しようと第2次まちづくり実施計画を推進しているところです。 今年度の市政運営にあたって、将来都市像を実現するために設定した5つの基本目標の一つである「ともに支え合い、健やかに暮らせるまち」の中で、健康づくりに関心を持ってもらうためのきっかけづくりとして、今年度から健康マイレージ事業を実施するわけですが、健診受診、イベントや講座への参加、日々の健康管理、食事管理と運動に関する取り組みなど、参加するメニューはいろいろある中で、日々の取り組みをもって、参加への意識づけを強めていくことが重要であると考えます。その中でも日々の運動は、日ごろのストレスの解消であったり、健康増進、また病気等予防への寄与が大きいと予想できます。 この健康増進への取り組みに一人でも多くの方々に参加してもらうためには、取り組みの拠点が必要ではないかと考えます。 そこで、健康増進の場として、多くの方が日々利用する小糸川右岸遊歩道を健全に保ち、さらに多くの方に利用していただけるようにしてはどうか。ウオーキング、ジョギング、サイクリングの場として非常に利用率が高い割に整備の面で行き届いておらず、不安な個所が散見されます。1つに衝撃緩衝材が設置されておりますが、木の根などの影響もありますが、浮き上がりやめくれている部分について、補修する計画はあるのかお伺いします。 利用者の中でも昼間働いておられる方については、夕方から夜間にかけての利用、またこれからの季節を考えると、日中の暑い時間を避けて、朝夕そして夜の利用がふえてくることが安易に想像できます。 こうした中、植木周りの除草については、先週から今週にかけてやっていただいているようですが、桜の木の成長が著しく、遊歩道はもとより、車道までも大きく伸び出しています。現在、木が生い茂った状況では、街灯明かりの差し込みが少なく、薄明りの状況で利用することとなって、暗がり、死角がふえて、利用者からの不安の声が多くなっていますが、街路樹への対応、そして街灯の増設、もしくは位置変更等への柔軟な対応が必要ではないかと考えますが、このような考えがあるのかお伺いします。 また、動線上に位置する大道沢公園も同様に、小糸川遊歩道と連携した整備を計画的に実施することで、健康増進拠点としての位置づけを確立し、利用者の拡大を図り、健康増進への誘導、参加者増加につなげるべきであると考えますが、見解をお伺いします。 内みのわ運動公園は、各種スポーツや健康増進の中心となっていること、君津市の人の流れから見ても中心的拠点となっており、市民からの利用目的の拡大、改修、更新等を望む声がある中で、今後の見通しとして、施設整備などの計画はないのかお伺いします。 大綱1、細目2、スポーツ振興についてお伺いします。 健康増進の1つとして切り離すことのできないスポーツ振興ですが、君津市としてスポーツ推進計画に基づき、各種スポーツ大会等の充実に努めるとしていますが、どのような計画的な内容があるのかお伺いします。 大綱2、安全・安心なまちについて、細目1、防災活動の拠点整備についてお伺いします。 防犯対策については、第二次君津市犯罪のない安全で安心なまちづくり計画に基づき、各種取り組みを展開していただいている中、今年度、新たな取り組みとして、防犯活動の拠点となる防犯ボックスの設置が決まりました。この事業は千葉県が推進する事業ですが、先進的に導入された他市の状況はどのようであったか、また本市での設置個所は具体的に決まっているのかお伺いします。 また、君津市では盗難などの犯罪の数が昨年に比べて大幅に増加していることが、先日開催されました高校生模擬議会においても指摘されたところですが、このことについて電話de詐欺被害の防止に向けた取り組みのような啓発活動など行わないのか、君津警察署と連携した取り組みなどの予定はないのかお伺いします。 大綱3、公共施設等総合管理計画について、細目1、教育施設についてお伺いします。 学校教育現場にも多くの施設がある中で、その一つにプールがありますが、市内の小中学校でこのプールが使用できない学校がありますが、平等な教育を提供する観点から、今後の方向性についてお伺いします。 大綱3、細目2、きみつ自然体験センター清和ふれあい館についてお伺いします。 この施設は、千葉県より、自然体験活動を行う宿泊施設として平成21年4月に譲り受けたもので、今日まで施設の活用状況と今後の施設運営に関しての見解を3月の代表質問を通じて見解を伺いました。その中での回答として、近隣に類似施設があり利用率が上がらないこと、老朽化などにより昨年度より利用を中止している見解をいただいたところですが、用途変更を含めて、有効活用を検討し、千葉県観光企画課と協議をしているとのことでしたが、年度もかわった中で、その後の状況について進展等ありましたらお伺いします。 大綱3、細目3、本庁舎整備事業についてお伺いします。 来月7月で本庁舎完成から41年が経過するわけですが、日々多くの職員、市民の方々が利用されています。現在、西側外壁補修を実施しており、今年度予算には東側外壁補修が盛り込まれていますが、南北外壁補修の計画はどのようになっているのか。また、一般官庁施設としての耐震改修をするとされていますが、今後予定の外壁補修と並行して実施できないのかお伺いします。 また、3月の第1回定例会の中で、防災拠点は新設する方向であるとの見解でしたが、基礎調査、専門的な評価を踏まえるとのことでしたが、進ちょくはどの程度なのかお伺いします。 大綱4、子育て支援について、細目1、ひとり親家庭等生活支援向上事業について伺います。 子育てと仕事の両立を支援するため、貧困の連鎖を防止する観点から、ひとり親家庭の子どもたちの可能性を開くため、学習支援として新たに取り組む新規事業でありますが、事業の詳細についてお伺いします。また、事業を行っていく上で、各家庭とその子どもへの配慮はどのように考えておられるのかお伺いします。 大綱5、観光事業について、細目1、宿泊・滞在型観光事業についてお伺いします。 市原市と連携して、昨年秋に引き続き、房総さとやまGOの運行をゴールデンウイーク前後の期間で実施していただき、また観光インフラ整備の充実を図り、交流人口増加の取り組みを進めていただいております。今回、新たに久留里と亀山地区の観光推進として、宿泊滞在型観光事業を実施するわけですが、その内容をお伺いします。また、そのことをより多くの方に知っていただき、参加していただくための情報発信力が重要であると考えますが、どのようにPRしていくのかお伺いします。 以上で一次質問を終わります。以降は質問席で行いますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 石井市長職務代理者。     (市長職務代理者副市長 石井清孝君登壇) ◎市長職務代理者副市長(石井清孝君) 5番、石上塁議員のご質問にお答えいたします。 大綱1、健康増進についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 大綱2、安全・安心なまちについて、細目1、防犯活動の拠点整備についてお答えいたします。 防犯ボックスにつきましては、地域の防犯力の向上を目的とし、平成25年度から千葉県のモデル事業により、千葉市、市川市、柏市及び船橋市に設置され、平成28年度からは県の補助事業として、現在までに、市原市、八街市及び酒々井町において運用が開始されております。 設置効果といたしましては、設置前と比較して侵入窃盗の認知件数が大幅に減少したとの報告もあります。 本市におきましては、現在、君津警察署、君津市防犯協会、自主防犯団体などと設置個所及び実施体制について調整を行っており、平成30年度当初からの運用開始に向け整備してまいります。 次に、盗難などの犯罪防止対策につきましては、君津警察署と連携を密にし、犯罪発生時の情報提供や、見せる防犯としての役割を担う防犯カメラの設置を行っているほか、犯罪発生状況や注意喚起について広報きみつや安全安心メールを活用し、周知に努めております。 今後も君津警察署や君津市防犯協会と連携を図り、防犯意識を高めるための啓発活動を推進するとともに、専任の防犯巡視員によるパトロールの実施や、地域で活動している自主防犯団体の育成や支援を促進し、安全で安心なまちづくりに努めてまいります。 大綱3、公共施設等総合管理計画について、大綱4、子育て支援について、大綱5、観光事業についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 青柳建設部長。 ◎建設部長(青柳修司君) 自席から答弁させていただきます。 大綱1、健康増進について、細目1、健康増進拠点の整備についてお答えいたします。 小糸川右岸ジョギングコースは、ウオーキングやジョギングなど、市民の健康づくりのため、小糸川沿岸歩行者専用道の一部を利用し、周西橋から大道沢公園入口まで5.5キロメートルを整備しました。整備後も維持管理、補修に努めてまいりましたが、ご指摘のとおり、劣化や木の根による盛り上がりもあると認識しておりますので、補修方法も含め、今後計画的な整備を検討してまいります。 次に、小糸川沿岸歩行者専用道には60基の照明がありますが、桜の花を楽しむことを考慮しつつ道路上に光が差し込むよう、照明灯周辺及び車道に覆いかぶさっている個所の剪定に努めてまいります。照明灯につきましては適宜配置されており、明るさを配慮し、灯具等の改修を行っております。 大道沢公園につきましても、樹木の剪定や照明のLED化などを定期的に実施していくとともに、利用者が大道沢公園と小糸川沿岸歩行者専用道を相互に利用できるよう、案内表示板を設置し、利用者の拡大に努めてまいります。 また、内みのわ運動公園の整備につきましては、市民体育館のつり天井の改修工事を最優先としていることから、平成29年度の改修工事の実施設計を行い、平成30年度からつり天井の改修工事を行う予定です。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木盛一君) 自席からご答弁申し上げます。 細目2、スポーツ振興についてお答えいたします。 本市が主催するスポーツ大会については、スポーツ推進計画の基本理念である「すべての市民が気軽にスポーツを楽しみ、生涯にわたって心身ともに豊かに過ごせるまち」の実現に向け、なるべく多くの市民が参加できるよう、体育協会等、関係団体とも協力しながら実施しております。 そのうち、多世代にわたって参加できるニューイヤーマラソン大会となわとび大会については、スポーツ人口の裾野を広げるため、今年度より参加条件を緩和し、より多くの参加者が集まるような工夫を図ってまいります。 また、リオデジャネイロパラリンピックで銀メダルを獲得した廣瀬選手の活躍により市民の関心が高まっている障害者スポーツについては、スポーツ振興にとどまらず、地域コミュニティの醸成や共生社会の形成など、大きな役割が期待されます。 本市でも今年度、スポーツ関係者に指導者研修を実施しましたが、関係機関や関係団体と連携をとりながら、全ての市民が気軽にスポーツを楽しめるよう努めてまいります。 続きまして、大綱3、公共施設等総合管理計画について、細目1、教育施設についてお答えいたします。 現在、市内の小中学校で水泳指導を他の運動に振りかえて実施している学校は、中学校6校となっており、各校で学習指導要領が定める学校の実情に応じた教育課程を編成しております。 今後、プールなど学校施設については、昨年議会でも学校再編に伴い、プールのあり方についてご提案いただいたとおり、集約化等、効率的な施設管理を視野に入れ検討するとともに、水泳の授業についてより効果的な指導ができるよう、小中学校の水泳指導のあり方についても検討してまいります。 次に細目2、きみつ自然体験センター清和ふれあい館、旧国民宿舎清和についてお答えいたします。 清和ふれあい館につきましては、平成28年度から今後の利活用について千葉県と協議を継続しております。今年度に入り、施設の用途変更の可否等について、千葉県の意向を伺うため、担当窓口である観光企画課に再度出向きましたが、千葉県においても現在関係部署と協議中とのことであります。 今後も千葉県と十分協議しながら、施設のあり方について検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) 自席からご答弁申し上げます。 細目3、本庁舎整備事業についてお答えいたします。 本庁舎の東側外壁につきましては、改修設計業務を発注したところであり、平成29年度内の完成を目指しております。南北外壁の改修につきましては、東側外壁の改修終了後に実施する予定としております。 本庁舎の再整備については、庁内で組織した再整備検討委員会において、防災拠点を本庁舎外に設置し、本庁舎は一般官庁施設として耐震改修する旨の方針を示したところであり、今年度は基礎調査を実施するとともに、専門家による評価、検証を行い、方向性を決定してまいります。 防災拠点の重要性につきましては十分認識しておりますので、早期の設置に向けて取り組んでまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) 自席からご答弁申し上げます。 大綱4、子育て支援について、細目1、ひとり親家庭等生活向上事業についてお答えいたします。 本市では、ひとり親家庭等生活向上事業として、本年8月から生活困窮者等学習支援事業を実施する予定で、現在公募型プロポーザル方式による事業者の選定等の準備を進めているところです。 本事業は、児童扶養手当、生活保護等を受給している小学4年生から中学3年生を対象とし、無料で週2回2時間程度、市内の会場に通所し、学習支援や居場所の提供等を行うものです。事業の実施にあたっては、個別に案内通知を送付するほか、実施会場を非公開とするなど、利用者への十分な配慮を行うとともに、事業者には毎月報告書の提出を求めるなど効果の確認を行ってまいります。 本事業により、子どもの学習の習慣化や基礎学力の向上を促し、日常生活習慣、社会性を育むとともに、高等学校等への進学や将来における安定就労につなげることにより、貧困の連鎖の防止に努めてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) 自席から答弁させていただきます。 大綱5、観光事業について、細目1、宿泊・滞在型観光推進事業についてお答えいたします。 本市は、都心から車で約1時間というアクセスの優位性から、日帰りでの観光が圧倒的に多く、平成27年度の調査では、日帰り観光客数は増加しているものの、宿泊客数は微減となりました。このことから、夜型観光イベントを開催し、宿泊滞在型の観光を推進することといたしました。 事業の内容につきましては、宿泊者数が減少傾向となる秋ごろに久留里城天守閣のライトアップ、久留里城址資料館においてナイトミュージアムの開催、久留里駅前周辺にて地酒と音楽によるイベントの開催、久留里、亀山地区周辺のキャンプ場とイベント会場をつなぐシャトルバスの運行などとなります。 情報発信の手法につきましては、SNSによる発信や、ポスター、チラシ等の配布のほか、市原市、大多喜町との里山プロジェクトによる広域連携や、久留里線の利用促進としてJRとの連携など、さまざまな媒体の活用を戦略的に進めてまいります。 宿泊滞在の促進に向けた夜型の観光イベントは、本市の新たな取り組みとして実施するものであり、事業の成果を検証することにより、今後の観光施策に反映してまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) それでは、ただいまより二次質問に入りますが、順不同となりますのでよろしくお願いいたします。 まず1つ目ですが、大綱3の細目1、教育施設についてお伺いします。 2点ほどお伺いしたいんですが、中学校の半分以上の学校がプールが利用できないという状況になっているんですけれども、大体年間5回程度を超えるぐらいの時間割で使用している状況であるならば、中学校に関してはプールの授業を全校廃止してはどうかという提案と、もう1点が、授業としては小学校のほうでプールの授業をしっかりやっていただいて、中学校で水泳をやりたい人に関しては、休日や夏期休暇中にメディカルや久留里のプールを有効に利用していただく等というところで、こういった形でやっていけないのか、ちょっとお答えは難しいかもしれないですけれども、この2点をお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木盛一君) お答えいたします。 プールを使用した水泳の授業でございますけれども、水泳指導につきましては効果としましては、心肺機能を高める、そういった種目でありますので、生涯体育という観点からも大切な種目であるというふうに考えております。 ですので、議員おっしゃるとおり、プールの授業を全廃してはというようなこともございましたが、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、今後、学校再編に伴いまして、施設の集約化なども含めて、その辺のプールの管理ですとか運営についても検討したいというふうに考えております。 それから、中学校での授業は要らないのではないか、小学校で行えばということでございますけれども、大変そのプール指導についても効果が期待できるものでありますので、その辺については十分に検討してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 君津市のメディカルなんかは本当に水泳の専門指導の方もおられるので、そちらのほうで指導していただいて、学校とは遜色ない指導等をやっていただけると思うので、こちらのほうも考えていただければと思います。 プールにかかる維持費も年々古くなって、どんどん経費のほうもかさんでいくと思うので、ほかのこういったところを削減して、ほかの学校施設の整備に充てていただくほうがよいのではないかと思いますので、今後検討をよろしくお願いいたします。 それでは次に、大綱3の細目2、清和ふれあい館、こちらのほうは3月の答弁とあまり変わりがないということで、今後進展がありましたら議会のほうにいち早くお教えいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ただ、強い意志を、意思表示というのは県に対しても必要ではないかと思いますので、しっかりとした対応のほうをよろしくお願いいたします。 次に大綱3、細目3の本庁舎整備事業についてお伺いしますけれども、市役所は本当に多くの職員の方が働いておられますし、多くの市民の方が来られるというところでございますので、近いうちに大規模地震が来ると予想されている中で、耐震補強並びに防災拠点の整備は優先性の高い課題であると十分認識されているとは思いますけれども、早急にと言っておられた中で、3月はそういった答弁だったと思うんですけれども、本当に進ちょくしているのか非常に心配であるところなので、こういった観点からすると、市民の命、職員の命が守られるのかというのは不安視されるわけですけれども、そういったところに関してはどのようにお考えなのか、もう1度お聞きしたいと思います。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) お答えいたします。 確かにいつ来るかわからないというこういう、今言われている中で、早急に本当に進めなければいけないという認識はございますが、やはりこの庁舎の耐震診断をしたのは平成18年でございますので、それから10年たっているというところで、この庁舎、もう1度耐震診断をしなければいけないというふうには考えております。 先ほどの答弁の中でもお話ししましたが、南北の壁と耐震というか調査の開始、これは並行して進めていくという考えでおりますので、南北の壁は壁で行う。これは劣化ですとか、劣化に伴う雨漏り、そういうのがありますので、それは進めていきたい。それとは別に耐震診断をして、この施設を現在0.98ということで、ほぼ18年度の調査では一般官庁施設、オーケーなんですが、やはり10年たつ中で、再度しなきゃいけないというところもございますので、それはしっかりとやっていきたい。 それと、先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、防災拠点施設、これはやはり別に考えて、これはただ内部での今の見解でございますけれども、外に設置したいということで、本年度その辺も含めまして基礎調査をしっかりとやって、専門家の意見も聞いていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 早急性が問われますので、本当に早く進めていただきたいと思いますので、今後とも取り組みのほう、しっかりとお願いいたします。 続きまして、大綱2の細目1、防犯活動の拠点整備についてお伺いします。 来年度からの運用開始ということですが、開始に向けたスケジュールについてお伺いします。 もう1点、犯罪の抑止に一定の効果のある防犯カメラの増設、あと公用車のドライブレコーダーの増設の推進はどのようになっているのかお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 長坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(長坂精一朗君) 自席から答弁させていただきます。 まず1点目でございます。防犯ボックスの運用開始までに向けたスケジュールでございますが、防犯ボックス本体の設備の準備といたしましては、設置場所の決定を早急に進めまして、その上で建築確認等必要な手続を経た上で、第3四半期から工事を進める予定でおります。あわせまして、勤務員の勤務体制ですとか、それから勤務員の選定など並行して進めてまいりたいと考えております。 続きまして2点目、防犯カメラについてでございますけれども、防犯カメラにつきましては、現在までに4カ所、6基設置してございます。その中で、平成27年度からは県の補助事業を活用して設置を進めているところでございます。今年度平成29年度につきましても1基設置を予定しております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 黒川総務部長。 ◎総務部長(黒川倫行君) ドライブレコーダーということですので、私のほうからその辺は答弁させていただきます。 公用車のドライブレコーダーにつきましては、昨年度から設置を進めておりまして、昨年度54台、ことし、今年度が残りの38台ということで、管財課所有の一般車両全て、今年度で設置するという方向でございます。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 犯罪の抑止に一定の効果があるということですので、こちらのほうをどんどん進めていっていただきたいと思います。 あと、事故と犯罪の件数等、回覧板や広報紙、こちらのほうで周知していただいているんですけれども、犯罪等の多発個所であったり、犯罪の発生時間ですとか内容をつけ加えて周知することによって防犯意識を高めることができるのではないかと思いますが、そういったところへの具体的な啓発を今後やっていく方向であるのかないのか、ちょっとお伺いしたいんですけれども、よろしくお願いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 長坂市民環境部長。 ◎市民環境部長(長坂精一朗君) お答えいたします。 市内の犯罪発生の傾向等というところで、情報を今後整理いたしまして、その中で特徴的なものというものが見えてきた場合には、それを皆様にお知らせするとともに、それに対しての対策、こういうものもあわせて検討していきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) そういうところを知っていると知っていないとではやっぱり行動するときの意識が全然違ってくると思うので、こういうものも必要ではないかと思うので、そういったものも情報の一つとして入れていただければと思うので、今後ともやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、大綱4、細目1、ひとり親家庭等の生活向上事業について2点お伺いします。 まず1つ目が、通所の方法はどのようにお考えなのかが1点、もう1つが、利用者がいなかった場合の対応についてです。どう考えているのかお伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) お答えいたします。 こちらの事業、通所の方法、会場へのどうやって来ていただくかというところでございますが、現在は利用者みずから会場にお越しいただくという方法で実施したいというふうに考えております。 そして、利用の応募がなかった場合というところでございますけれども、昨年度、平成28年度、児童手当の受給者の方々にアンケートというものをお願いしたところでございます。この中で、学習支援を行った場合に、それを利用の希望というところの項目で、利用したいとか、利用を検討するというようなご回答をいただいたところが約7割ほどあるというところでございますので、応募はあるというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) この事業の対象が小中学生ということなんですけれども、中学生なら自力で通所はもちろん可能であると思うんですけれども、小学生もそういった可能な範囲の距離で考えておられるという認識でよろしいんでしょうか。 ○副議長(小倉靖幸君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) お答えいたします。 現在のところは、そういった考えです。ただ、時間帯につきましては、小学校の場合、小学生の方を前半、明るいうちに持ってきて、それから中学生がやるとか、そんなふうなことも考えていく必要があるかなというふうに考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 先日、先進地のほうへ部長も一緒に視察に行かせていただいたんですけれども、相手方の桑名市の方の意見ですと、家庭や子どもからは非常に手が挙げづらい、周りが理解するまでに非常に時間がかかって、なかなかそういった方への支援が十分行き届かなかったという声を、部長も聞かれたと思うんですけれども、私も母子家庭で育っておりまして、子どもには本当に悪気はないんですけれども、ちょっとした言葉とかってすごく傷つくことってすごくあるんですね。そういったときに、やっぱり子どもから手を挙げたりとか、そういったところへの気遣いがなければ、本当に手を挙げる人っていないんだろうなと、僕自身も思うわけであります。そういったときに母子相談員の方とか、学校と連携してこの事業を構築していくという考えがないのかというところはちょっとお聞きしたいなと思うんですけれども、そちらのほうはどうお考えですか。 ○副議長(小倉靖幸君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) お答えいたします。 そういった連携というところ、この事業は若干デリケートな部分もございますので、将来の検討課題というふうにさせていただきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) こういったお子さんにこの支援が行き渡るように、この事業がしっかりと拡大していけるように、取り組みのほうを進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 それでは大綱5、細目1の宿泊・滞在型観光推進事業についてお聞きします。 お隣の木更津市では、ことし9月に大型クルーズ船の就航が決まり、港町木更津がより一層推進されていくことと思われます。君津市は、久留里、亀山地区の観光資源を最大限に活用し、交流人口の増加、滞在型の観光を推進していかなくてはなりません。 情報発信の手法についてはお答えいただきましたが、発信するコンテンツ、その文章であったり、音声、映像等を使う内容なんですけれども、こちらが話題となればおのずと濃溝の滝のように観光に訪れてくれる人がふえるわけですが、今のうちにそういったコンテンツをしっかり吟味して、内容のある情報にしていただきたいわけですけれども、こういったところに、どういったお考えがあるのか、こういう内容、発信の内容をこのコンテンツづくりに関してどういったお考えを持っているのかお伺いいたします。 ○副議長(小倉靖幸君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 議員おっしゃられるとおり、濃溝の滝につきましてはSNSでかなりの人気が出たということで、その発信のもとは、まるでジブリの世界というようなキャッチコピー的なものによって、大きくみんなに広まっていったというふうに考えておりますので、伝え方ですね。言葉のいわゆるキャッチコピー的なものを、何か胸に訴えるようなものができればどんどん伝わっていくのか。それも当然、SNSとかであれば、若者主体あるいは女性主体というふうなことが考えられますので、そういった方向でいろいろ検討していきたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 若者であったり、女性の視点というのは非常に大事なんですけれども、そういったところで、やっぱりそういうのをつくる方って、うまいプロの方とかおられるんですけれども、こういったところは現状は職員でやっていく方向なんですか、お伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 濃溝の滝のまるでジブリの世界というところも、実際は素人が考えたようなことでありますので、できる限り職員のほうで対応していきたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) いろいろな人の意見、若い方、女性の方の意見も取り入れて、交流人口の増加、しっかりと図っていただきたいと思いますので、今が大事ですのでしっかりとした取り組みをよろしくお願いいたします。 それでは、大綱1の細目1、健康増進の整備についてお伺いします。 まず1つ目が、周西橋から大道沢公園入り口まで、整備されてから何年たったのでしょうか、お伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木盛一君) お答えいたします。 小糸川右岸のジョギングコースについてですけれども、平成18年度までに整備をしまして、その後、平成20年度から4年間にわたって劣化した部分を中心に補修いたしました。よって、6年ほどが経過しているということでございます。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) わかりました。 では、今後計画的な整備を検討するということでしたので、計画性はなくても、部分補修や適宜補修で十分整備可能なのであれば、それでもいいと思うんですが、現在の状況を見ますと、傷んでいる個所は1カ所に集中しているわけではなくて、広範囲に点在しております。補修期間もお金もある程度かかることが予想できます。緩衝材の張りかえにも専門性が必要とのことを伺っておりますので、簡単にできるものではないというのはわかっております。 であるならば、やっぱり計画性を持って補修、こういったことをやることによって利用者への影響が最小限に抑えられると思うんですが、こちらのほう、今後計画をつくってやっていただけるのかどうかというのを、もう1度お伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木盛一君) お答えいたします。 現在劣化の進んだところ、木の根などの影響で変形したり、そういったところもあるということは認識しておりますので、関係部局と連携いたしまして、補修方法も含めて計画的な整備ができるように検討してまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) よろしくお願いいたします。 樹木の剪定について今度お伺いしますけれども、今歩いていただくとわかるんですけれども、光の差し込みが非常にわずかで、本当に暗いです。私なんかは全然大丈夫なんですけれども、多分ひとりで歩かれる方は怖いんじゃないかなと思うぐらい、暗い個所が結構点在しております。 部長のほうでも現地を見ていただいたようですので、年1回とは言わなくても計画的な枝の剪定、もう伸び伸びになっておりますので、しっかりとやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 あと、街灯については、桜の花を楽しむことを考慮されていると先ほどの答弁でありましたけれども、一時的には桜の時期はすごくいいんでしょうけれども、大半の期間においては街灯としての役割がちょっと十分に果たせていないんじゃないかなと思うわけですが、先ほど60灯の照明があるとのことでしたけれども、この器具の取りかえ等、整備などされたのでしょうか、お伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 青柳建設部長。 ◎建設部長(青柳修司君) お答えします。 照明灯の改修につきましては平成16年から改修しておりまして、これまで54灯について改修しております。残りの照明灯につきましても、引き続き改修をしてまいります。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 街灯のLED化等、定期的に実施していくとよいと言っていただきましたので、ぜひお願いしたいと思いますけれども、器具の交換についても照度が何倍にもなる反射板とか、あと太陽光発電式のものであったりとか、アームから設置できるもの等もございますので、こちらのほう、電気代等であれば負担軽減も図られるので、初期投資さえ許されれば増設も可能ではないかと考えますが、その辺も含めて検討していただけないでしょうか。もう1度お伺いします。 ○副議長(小倉靖幸君) 青柳建設部長。 ◎建設部長(青柳修司君) お答えします。 照明灯の増設等につきましては、現在、先日現場のほうも見させていただいたんですが、交差点も含めておおむね100メートルピッチで設置されております。適宜配置されているというふうに考えておりますので、現段階では増設等はちょっと考えておりません。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 増設というのは、やっぱり費用負担もありますので、なかなか早急にというのはいかないかもしれないんですけれども、器具の交換のときにはこの照度のほう、しっかりとアップできる器具を使っていただきたいと思いますので、より明るくなるように、対策のほうをよろしくお願いいたします。 大道沢公園と小糸川沿岸歩道専用道路ですか、こちらをリンクさせるための案内板を設置していただけるということで、ありがとうございます。大道沢公園内の整備に対しては利用できる補助金等もあると思いますので、活用を含め、計画性のある整備をぜひともお願いいたします。 あと内箕輪にある市民体育館、こちらの天井補修がいよいよ本格化しているわけですけれども、この補修が終わった後の内みのわ運動公園についての方向性、こちら内部では定まっているのか、前回は検討委員会で検討中とのことでしたが、ある程度の展望を持っているのか、持っていないのか、お伺いいたします。
    ○副議長(小倉靖幸君) 青柳建設部長。 ◎建設部長(青柳修司君) お答えします。 内みのわ運動公園再整備につきましては、庁内の職員で構成する内みのわ運動公園再整備検討委員会で検討しているところでございます。近々の課題である市民体育館のつり天井改修工事を平成30年度から行いますが、他の施設の再整備につきましても、優先度や配置、規模などを考慮しながら進めていきたいと考えております。また、補修や改修でございますが、遊歩道等、照明灯など、老朽化が著しい施設を優先に実施しております。 引き続き定期的に補修、改修を実施し、利用者の健康増進に努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ○副議長(小倉靖幸君) 石上塁君。 ◆5番(石上塁君) 内みのわ運動公園は非常にニーズの高い場所でございます。歩道に関してと、あと街灯等、照明等、こちらのほうは適宜やっていただけるということでありがたいことなんですけれども、グラウンド、テニスコート、あとプールといったところも内部でも検討されていると思いますので、前向きな検討をぜひお願いしたいなと思います。今は答えられなくてもいいんですけれども、また今後引き続き質問していきますので、よろしくお願いいたします。 内みのわ運動公園と大道沢公園、小糸川沿岸歩道専用道路をつなぎあわせることで、より多くの方々に利用していただき、本年度から始まる健康マイレージへの意識づけ並びに参加へとつなげていただくためにも、ぜひとも環境の維持、並びに改善を進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 以上で私の質問を終わります。 ○副議長(小倉靖幸君) 以上で、5番、石上塁君の一般質問を終わります。 ここで、議事の都合により暫時休憩をいたします。 △休憩宣告 午後2時07分--------------------------------------- △再開宣告 午後2時29分 ○議長(安藤敬治君) 再開いたします。 休憩前に引き続きまして一般質問を行います。 8番、奈良輪政五君の発言を許します。 奈良輪政五君。     (8番 奈良輪政五君登壇) ◆8番(奈良輪政五君) 8番、奈良輪政五でございます。 ただいま安藤議長より発言の許可をいただきましたので、通告に基づき一般質問をさせていただきます。前回に引き続き学校再編問題を中心に、中山間地域活性化の観点から大綱2点、細目8点について質問させていただきますので、執行部の皆様には明確なご答弁をお願いいたします。 それでは、早速質問に入らせていただきます。 大綱1、教育行政について、細目1、学校再編に係る統合準備室の設置についてお伺いいたします。 学校再編については、私自身地元議員として、この問題に焦点が当たってからずっと強い関心を持ちながらかかわってまいりました。特に清和地区は昨年7月に学校再編懇談会を立ち上げ、私も真木議員も顧問として参加し、再編の実現や地域の活性化に向けて建設的な議論を重ねてまいりました。 当初秋ごろとされていた学校再編第1次実施プログラムの決定も、十分な意見交換が必要だったということでしょうか。多少ずれ込みましたが、ことしの1月には決定を見ました。また、そのための予算もつき、教育委員会の一大プロジェクトである学校再編がいよいよ本格的にスタートしたと感じております。 執行部においては、今後このプログラムに沿って滞ることなく進めていただきたいと強く思うわけであります。 そこで質問でありますが、統合を円滑に実施するために統合準備室を設置するとのことですが、他地区に先駆けて統合が実施される小糸清和地区における現在の進ちょく状況についてお伺いいたします。 細目2、統合に伴う児童、生徒への配慮についてお伺いいたします。 学校の統合を実施するにあたっては、学校施設の整備など、教育環境の整備や通学手段の確保などの充実は当然であります。大切なことは、児童、生徒への心のケアとそのサポート体制の充実だと考えます。通学する校舎や周囲の環境が変わることは、精神的に大きな負担となります。特に小学校低学年は、学校生活になれたところで環境が変わってしまうことから、児童、生徒、保護者が安心できる体制の整備が必要だと考えます。そのためには、児童、生徒ともになれ親しんだ教職員も一緒に統合校へ配置するなど、教育環境の変化を緩和するなどの配慮が必要と考えますが、見解をお伺いいたします。 細目3、統合に伴う事前交流事業についてお伺いいたします。 私は昨年12月議会で執行部に対し、清和地区の総意として、統合時期を当初案から1年後としていただきたいと強く要望をいたしました。その理由は、統合校同士の交流などのためにもう少し時間が欲しいという意見が多数あり、私自身もそう感じたからであります。これはいたずらに先延ばしにするということではなく、十分な準備と交流期間を設け、子どもたちにとってよりよい教育環境を整えるために必要な期間であるという思いからであります。執行部はこれに応えてくれたものと理解をしております。 私は統合を円滑に進めるためには、事前の準備、特に児童、生徒間の事前交流が重要であると考えております。また、市議会のこれまでの論議の中でも、そういった意見や指摘は多くありました。 そこで質問であります。今後、具体的にどのような交流事業を予定しているのかお伺いいたします。 細目4、特色ある教育の推進についてお伺いいたします。 学校再編の基本計画にうたわれている魅力ある学校づくりの柱の1つに特色ある教育が掲げられております。中でもキャリア教育、コミュニティスクールなどの再編メニューは、地元にある教育資源を有効活用することで地域の活性化にもつながるものと期待をしております。 そこで質問ですが、これらの特色ある教育を今後どのように展開していくのかお伺いいたします。 大綱2、まちづくり構想について、細目1、公共交通の空白地域についてお伺いいたします。 この問題については、昨年の第4回定例会でも質問させていただきましたが、本市における公共交通の空白地域は、中山間地域を中心に点在しているのが現状であります。特に小糸清和地区においては、高齢者の交通手段の確保はもとより、公立高校への通学手段の確保として、君津地区への一貫した交通手段の確保は、若年層の地区外流出を防ぐためにも、喫緊の課題であると考えます。 そこで、本市における公共交通の空白地域の捉え方と、小糸清和地区における公共交通のあり方を君津市地域公共交通網形成計画の中で、今後どのように見直していくのかお伺いいたします。 細目2、空き公共施設の利活用についてお伺いいたします。 今後、公共施設等総合管理計画や学校再編が進むことにより、空き公共施設は確実にふえてきます。廃止して取り壊す施設もあると思いますが、耐震化が完了した学校施設などは、地域の資源として利活用を検討すべきと考えますが、基本的な考え方について見解をお伺いいたします。 細目3、清和診療所の今後の方向性についてお伺いいたします。 現在の清和診療所は週1日2時間の診療でありますが、地域における唯一の医療機関として、利便性の向上が望まれております。市では地域の高齢化がますます進み、通院手段の確保等も大きな課題となっていたことから、清和診療所のあり方が検討されていたと伺っております。検討の結果、今後は民間の在宅療養支援診療所としての方向が示され、既に開所の準備が進められているとも伺いましたが、在宅療養診療所になった場合、医療体制はどのようになるのかお伺いいたします。 細目4、(仮称)清和地区観光交流センター整備事業についてお伺いいたします。 (仮称)清和地区観光交流センターについては、今まで何度か質問させていただきました。その中で、計画策定時と現在の社会情勢の変化を踏まえつつ、地域の活性化や地域住民の生活支援を担う施設として協議を進めるとのことでした。これまでの協議の結果、(仮称)清和地区観光交流センターは、どのような方向性を持って整備を進めるのか、考え方をお伺いいたします。 以上で私の一次質問とさせていただきます。二次質問以降につきましては、質問席より行いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 石井市長職務代理者。     (市長職務代理者副市長 石井清孝君登壇) ◎市長職務代理者副市長(石井清孝君) 8番、奈良輪政五議員のご質問にお答えいたします。 大綱1、教育行政についてにつきましては教育長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 大綱2、まちづくり構想について、細目1、公共交通の空白地域についてお答えいたします。 本市では平成27年度に、持続可能な地域公共交通体系の構築を図るため、地域公共交通網形成計画を策定いたしました。この計画において、鉄道駅より1キロメートル以遠、バス停より500メートル以遠を公共交通空白地域と位置づけており、君津地域の一部と小糸清和地区に公共交通空白地域が存在しています。 小糸清和地区における公共交通の課題としては、コミュニティバスの利用者数の減少、路線バスである周西線や三島線とコミュニティバスの乗り継ぎダイヤの調整、学校再編に係るスクールバスの検討などが挙げられます。 そうしたことから、本年度は教育機関との共同研究により、デマンド交通などの導入可能性なども含め、当該地区における望ましい公共交通のあり方について調査してまいります。 地域公共交通網形成計画の見直しにつきましては、調査の結果等を踏まえ、その必要性を精査しながら対応してまいります。 細目2、空き公共施設の利活用について、細目3、清和診療所の今後の方向性について、細目4、(仮称)清和地区観光交流センター整備事業についてにつきましては担当部長からご答弁申し上げますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 山口教育長。     (教育長 山口喜弘君登壇) ◎教育長(山口喜弘君) 私からは、大綱1、教育行政についての4問にお答えいたします。 まず細目1、学校再編に係る統合準備室の設置についてでございます。 統合準備室は、第一次実施プログラムに示されている学校の統合を実務的に進めるための組織の総称でございまして、小糸清和地区と小櫃上総地区にそれぞれ設置するものであります。 新たな学校づくりに向けて校名や校章、児童、生徒のためのスクールバスの運行、新たな教育課程の編成といった検討テーマごとに5つの専門部会を設けて協議してまいります。 小糸清和地区につきましては、先月23日に地域内の小中学校6校の校長やPTA関係者、地域関係者、市教育委員会職員が出席し、第1回目となる統合準備室の全体会を開催いたしました。この全体会では、準備室の組織や構成、検討内容、これからの進め方やスケジュールなどについて事務局から説明を行い、共通理解を図ったところでございます。今後は適時専門部会を開催してまいります。 なお、会議の実施にあたっては、関係者の負担軽減のために、今地域で人が少なくなっておりまして、本当に地域の役員あるいはPTA役員、いろいろ役を持っているということで大変忙しいという面がございます。そのために、メールや郵送などによる連絡、資料配布など、会議運営の効率化にも配慮してまいりたいと、かように考えております。 また、この準備室の進ちょく状況につきましては、地域や保護者の皆様に広くお知らせしていきたいというふうに考えておりまして、市のホームページへの掲載はもちろん、「統合準備室だより」といったものなども発行することを検討しております。 子どもたちが夢を持って学べる新しい学校づくりを着実に進めてまいります。 次に細目2、統合に伴う児童、生徒への配慮についてお答えいたします。 学校の統合に際しては、子どもたちが新しい学校へ移り、夢と希望を持って生活を送ることができるよう、精神面への配慮が必要であると考えております。そのため、担当教諭や養護教諭だけでなく、県より配置されるスクールカウンセラーも活用いたしまして、組織的な相談活動の充実を図ってまいります。また、相談体制の充実には、児童、生徒を深く理解することや、それからその情報を共有することが重要となります。 統合にあたって、対象となる学校間で組織的な引き継ぎ、これが必要でありまして、統合準備室の事務部会において、専門知識を持つ養護教諭を中心に協議を行ってまいります。 さらに、議員ご指摘のように、児童、生徒をよく知っている教職員、先生方が継続して配置されれば、より子どもたちの心に安心感をもたらす、かように考えております。統合に伴い、新しい学校へ移る子どもたちとともに、教職員も継続して配置されるよう、任命権者である県教育委員会に強く働きかけてまいります。 次に細目3、統合に伴う事前交流事業についてお答えいたします。 新たな環境での学校生活や仲間との交流を体験することで、統合に対するイメージを持ち、また夢や希望を持てるよう、事前交流事業を計画しております。具体的には、校外学習の合同実施や、それに向けたグループ編成、行動計画の立案などの事前学習の実施、それから全校児童が相手校へ行き、授業や給食など学校生活を体験する交流事業などでございまして、小糸清和地区の対象校間において、現時点で23回を計画しております。 今後も行事、授業、部活動など、学校間での調整がとれたものから随時実施してまいります。また、次年度以降の交流についても準備室の教育課程部会で協議しながら、事前交流事業の充実に努めてまいります。 最後に細目4、特色ある教育の推進についてお答えいたします。 本市における学校再編は、活力ある魅力的な学校づくりをコンセプトに、統合だけでなく、特色ある教育にも取り組んでおります。第一次実施プログラムでは、特色ある教育のメニューとして、小中一貫教育とコミュニティスクールを取り上げたところでございますが、他のメニューについても、取り組みの準備ができたものから順次進めていきたいと考えております。 地元の教育資源の有効活用ということでございますが、今年度は、小糸地区の小中学校と地元、上総高校との園芸栽培や収穫活動などを通じた連携事業が計画されております。 こうした地元高校との連携をはじめ、歴史、自然、産業など、地域の教育資源を活用した発展的な取り組みやキャリア教育の拠点校など、特色ある学校づくりにつながるものと考えておりまして、今後も積極的に推進してまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 山崎企画政策部長。 ◎企画政策部長(山崎豊君) 自席から答弁させていただきます。 大綱2、まちづくり構想について、細目2、空き公共施設の利活用についてお答えいたします。 本市では、公共施設等の総合的かつ計画的な管理の基本方針を方向づける計画として、平成29年3月に公共施設等総合管理計画を策定いたしました。今後はこの計画の推進に向けて、公共施設等の情報を一元化し、再編の検討結果を踏まえて個別施設計画を策定してまいります。 また、再編の過程において生じた空き公共施設につきましては、地域住民との情報共有や意見交換、金融機関や民間事業者と連携した市場調査を実施した上で、利活用の方法について検討し、地域のニーズや活性化、定住促進に資するよう有効活用を図ってまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) 自席からご答弁申し上げます。 細目3、清和診療所の今後の方向性についてお答えいたします。 清和地区においては、人口減少や高齢化が進んでいるため、地元住民の声を聞きながら民間活力を利用し、住みなれた場所で療養できる在宅医療を推進していきたいと考えております。 今後は、予約制の外来診療ができるほか、患者と事業者が契約を結ぶことにより、毎月2回程度の計画的な訪問診療をすることを基本として、緊急時には24時間365日での往診、訪問看護の対応をすることが可能となります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) 自席から答弁させていただきます。 細目4、(仮称)清和地区観光交流センター整備事業についてお答えいたします。 (仮称)清和地区観光交流センターにつきましては、地域活性化の拠点施設として、平成20年度に基本計画を策定し、地域の皆様との協議を重ねながら、施設整備に向け進めてまいりました。しかしながら、平成25年2月より房総スカイラインの通行が無料となり、本市による独自の調査では、事業地周辺地点での交通量が平成17年調査時と比較しておよそ23%減少しており、当初計画時における状況とは大きく異なっている状況であります。 これまで(仮称)清和地区観光交流センターは、農産物の直売所、農家レストランの運営をメインに、地域経済の活性化を図るべく、施設整備の実現に向け事業を進めてまいりましたが、交通量の減少や計画策定時からの社会情勢の変化などを総合的に検討した結果、直売所等をメインとした現計画を見直すことといたしました。今後の方向性につきましては、地域の皆様のご意見等を改めて伺いながら、協議を進めてまいります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) それでは、これより二次質問に入らせていただきます。順不同となりますので、よろしくお願いいたします。 大綱1、教育行政について。 学校再編ではいろいろなことが考えられますが、清和中学校では現在清和学というカリキュラムを組んでいると聞いております。これは、地域の歴史文化、自然を舞台として、地域の愛着心を育むために大いに役立っていると聞いております。また、三島小学校では現在千葉県立中央博物館と連携したフィールドミュージアムの拠点がありますが、学校再編後はこの施設等はどのようになるのかお伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 山口教育長。     (教育長 山口喜弘君登壇) ◎教育長(山口喜弘君) お答えいたします。 統合にあたっては、今議員ご指摘の清和学のようなそれぞれの学校、地域で独自に続けられてきた学習あるいは文化の継承も十分に配慮していかなければならないというふうに考えております。ただ、統合により新しい学校に生まれ変わるわけでございまして、従来の取り組みをそのまま引き継ぐというだけではなくて、新しい学校、地域にふさわしいものにしていくと、そういう工夫も必要ではないかなと考えております。同様に、学校行事あるいは部活動のあり方などについても議論してまいりたいと思っております。 それから、フィールドミュージアムでございます。三島小学校にあるわけでございますが、フィールドミュージアムはいわゆる箱物と言われる従来型の博物館に対して、その土地そのもの、フィールドが博物館と、そこにある歴史、文化、風土、それを博物館のテーマというふうに見立てて、そこに生きる動植物、あるいは自然現象、遺跡などを展示物として扱うと、大変ユニークな発想の住民主体型の博物館活動であります。地域の活性化とか観光にもつながると、そういった面もございます。 現在三島小では、子どもたちの生物観察、あるいは地層の調査など、そういった学習に県の中央博物館の学芸員が指導にかかわっておりまして、その豊富な知識、知見、それに触れて、子どもたちの興味、関心を高め、学習効果、あるいは地域の文化の高揚に大きな成果を上げております。 したがいまして、今後も中央博物館との連携を続けてまいりたいと考えておりますが、相手もあることでございますので、県の意向等も踏まえながら検討してまいりたいと、かように考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 清和中学校のこの清和学というのは、子どもたちがふるさと清和を思う気持ちを育む上で、大切なカリキュラムだと思います。何らかの形でぜひ残していただきたく思いますので、よろしくお願いいたします。 また、三島小学校のフィールドミュージアムについても、地域文化の向上に大きな成果を上げていますので、継続できるようぜひお願いしたいと思います。 冒頭に申し上げましたとおり、小糸清和地区は学校の再編が最初に行われる、いわば統合の先駆け地区です。他の地区の模範となるよう、事前の準備をしっかりやっていただき、円滑に統合できるようにしていただきたいと思います。 学校再編をする上でやっぱり一番大事なことは、子どもたちが明るく希望を持って学校生活を送ることだと思います。そのためにも、今回質問した内容を実現するにはさまざまな制約があることは承知しておりますが、児童、生徒の生活環境が大きく変わることのないよう改めてお願いをいたします。 教職員の継続配置についての検討は、子どもたちにとって、大変すばらしいことだと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 また、事前交流は23回とのことですが、統合前に子どもたちがあたかも統合してしまったかのような錯覚をするぐらいの勢いで、たくさん取り入れていただきたいと思います。 さらに、地域の活性化については、この統合で使用しなくなる校舎の利活用やスクールバスの有効活用、そしてまた統合で学区が広がり、新しく生まれる地域間の連携や交流など、地域の活性化策を地域と行政が一体となって考えていかなければならないと思います。清和地区は今後も地域懇談会を軸に前を向いて議論を重ね、積極的に提案していきたいと考えております。学校再編は地域の再編でもあり、執行部もぜひ頑張っていただきたいと思います。地元議員として、協力できることは惜しみませんので、よろしくお願いいたしたいと思います。 次に公共交通の空白地域についてお伺いします。 先ほどいただいた答弁の中で、君津地域の一部と小糸清和地区には公共交通の空白地域が存在しているとのことでした。今までの答弁の中で、こうして公共交通の空白地域が存在しているということはなかなか言っていただけませんでしたが、今回踏み込んでいただけました。 そうしたことから、当該地域における望ましい公共交通のあり方については、調査して対応するとのことです。現在、日本大学のグループと調査しているとも伺っております。この調査ではどのようなことを調査し、またいつごろまでに報告を求めているのかをお伺いしたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 山崎企画政策部長。 ◎企画政策部長(山崎豊君) お答えいたします。 調査の具体的な内容については、当該地区の公共交通に対する需要の把握とともに、地域の実情に即した交通モードの検討を含め、地域の足は地域で守るといった意識の醸成も兼ねたワークショップの開催等を考えております。 また、調査結果については、本年度末までに報告予定としております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 1点だけ教えていただきたいんですが、ただいまの答弁の中で、ワークショップの開催等とございましたけれども、そのワークショップは具体的にどんなことをするのか教えていただけますか。 ○議長(安藤敬治君) 山崎企画政策部長。 ◎企画政策部長(山崎豊君) お答えいたします。 地域の方々と交通モード、どういったことができるのか、また地域の足は地域で守るといったことで、行政と地域の役割と責任を持って対話をしていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 公共交通の空白地域で困っているのは、交通弱者と言われる高齢者と学生です。特に清和地区では、県立高校への進学を通学上の問題で諦めざるを得ない状況が、ここ何年も続いているような状況でございます。また、高齢者においては、日常の買い物や通院のために運転免許の返納ができないとの声をたびたび耳にしております。 このような状況を改善するために、これまで何度も質問や提案をさせていただきましたが、豊英から君津駅周辺までの直通バスを朝夕の2便の運行だけでも実現していただければかなりの部分が改善できると考えております。社会実験的な要素も含めてご検討いただき、その上で利用者の意見を聞いていただければと思いますので、今回の要望とさせていただきます。 続きまして細目2、空き公共施設の利活用についてお伺いいたします。 先ほどの答弁、いただきましたけれども、新聞報道によれば、県ではこれから増加する空き公共施設の活用として、市町村と連携した企業誘致の取り組みを本格化し、君津市をはじめ18の市や町と連携したとのことでありますが、君津市の進ちょく状況についてお伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 山崎企画政策部長。 ◎企画政策部長(山崎豊君) お答えいたします。 千葉県との連携内容でございますが、千葉県のホームページ上での空き公共施設の周知や、千葉県の主催するイベントに出展し企業とのマッチングを行うなど、本市内の空き公共施設のPRを行ってまいりました。 今後も引き続き千葉県と相互に情報交換を行い、連携してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 今後ともよろしくお願いいたします。 次に細目3、清和診療所の今後の方向性についてお伺いいたします。 清和診療所のあり方につきましては、昨年9月議会で取り上げて以来、迅速な対応をしていただきました。まずはお礼申し上げます。 清和診療所は、その後の検討の結果、在宅療養支援診療所との方向性が示されました。これは地域の多くの皆さんが望んでいた方向だと私も理解をしております。民間活力の活用とのことですので、懸念することもありますが、1点だけ確認をしておきたいと思います。 この施設の貸与の方法についてはどのような形を予定しているのかお伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) お答えいたします。 施設の貸し付けに関しましては、有料での貸し付けということで、期間につきましては君津市の財務規則による普通財産の貸付期間ということで3年を考えているところでございます。また、30年度の開始を目標に公募による事業選定を行いたいというようなところで考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 1点だけ教えていただきたいと思います。 公募による業者選定を行うということでございますが、そちらの手続はもう既に進めているという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(安藤敬治君) 岸保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(岸行洋君) お答えいたします。 こちらにつきましては、これからということになります。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 続きまして細目4、(仮称)清和地区観光交流センターの整備事業についてお伺いいたします。 (仮称)清和地区観光交流センターの直売所等をメインとした現計画を見直すとの回答でありましたが、この施設については、平成20年度に建設の要望が出されてから、これまでさまざまな検討がされていますが、基本計画策定時の本事業の基本コンセプトにはどのような方向性を持っていたものなのかをお伺いいたしたいと思います。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 平成20年度に策定いたしました基本計画の中では、清和地区に観光情報の集積、発信、観光客の周遊案内、清和地区から市内外への誘導を行う新たな施設、(仮称)清和地区観光交流センターを整備して、参加、体験型観光の充実、農林、魚介産物の提供を図るとしております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) もう1度確認したいと思います。 この事業は、スタートするときの計画は地域住民のコミュニティ施設としての役割が主であったのではないかと思いますが、確認したいと思います。教えてください。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 地域からの当初の要望では、地域コミュニティ施設の建設のほか、地元特産品や個人で栽培した野菜等を販売できる施設の整備についても要望がございました。そのような要望を受けまして、平成23年度に実施しました基本設計におきまして、多目的室や会議室等の地域コミュニティ施設に加えまして、直売所及び農家レストランなどの地域の活性化に向けた施設を複合的に整備する計画といたしました。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 今までのこの計画自体を見直すとのことでありますので、今後の方向性については、各方面から幅広く意見を求めるのは当然と考えますが、市としてしっかりとした方向を打ち出してからするべきと考えます。見解をお伺いいたします。 ○議長(安藤敬治君) 小礒経済部長。 ◎経済部長(小礒勇二君) お答えいたします。 一次答弁でも申し上げましたとおり、今後の施設整備のあり方につきましては、地域の皆様のご意見を頂戴しながらさまざまな角度から検討を重ねて、方向性を示してまいりたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(安藤敬治君) 奈良輪政五君。 ◆8番(奈良輪政五君) 以上で私の質問を終了させていただきます。執行部の皆様には前向きなご答弁をいただきまして、大変ありがとうございました。 ○議長(安藤敬治君) 以上で、8番、奈良輪政五君の一般質問を終わります。--------------------------------------- ○議長(安藤敬治君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしましたので、これにて散会といたします。 なお、明日6月7日の本会議は定刻より開きますので、ご参集願います。 長時間にわたりまして、ご苦労さまでございました。 △散会宣告 午後2時29分...